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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「須磨の海士の矢先に鳴か郭公(ほととぎす)」 芭蕉

九月に入りましたね。(^。^)

まだまだ夏の暑さを引きずってはいますが、夜長月とも呼ばれる九月となると、グッと秋めいた感じが漂って来ます。(^-^)

と同時に、本格的な台風シーズン到来、、、現に非常に強い台風11号が沖縄地方に接近しています。( ; _ ; )/~~~

激烈な強風を伴うタイプで、三年前に大阪湾に高潮をもたらし、タンカー衝突によって関空連絡橋が破損した台風21号を彷彿とさせます。m(__)m

また、迷走気味な点も、過去にも幾つか似たタイプの台風がありました。(^-^)

毎年のように襲来する台風に、頻発する地震、豪雨被害、、、日本人の暮らしは、自然災害と共にあると言っても過言ではありませんね。(^_^)

このような厳しい風土は、我々日本人の性質や価値観に大きな影響を与えていると思います。( ; _ ; )/~~~

さて、「笈の小文」より、今日の一句。

「須磨の海士の矢先に鳴か郭公」 芭蕉

またもや須磨、またもや海士!!(◎_◎;)
しかも、郭公(ほととぎす)と来た!?( ; _ ; )/~~~

じぇんじぇん意味が分かりましぇん!m(__)m

また前書きか何かがヒントになってるんでしょうか?、、、調べてみましょう。(^。^)

(解説)
句の前書きに以下のような意味の事が書かれている。
「須磨の漁師は、網で捕えた魚を、砂の上に広げて干している。それを、カラスがつかんで飛び去っていく。漁師が、これを憎んで弓矢でカラスを脅す。弓矢を使うのは、漁師のやる事には見えない。もしかしたらここは源平の古戦場なので、その名残でこんなことをするのか。非常に仏法に反した罪深い行いであると思われる。」

(句意)
「藻塩たれつつ」は在原行平の歌だが、藻塩の水が垂れるような営みなど、どこにも見えない。ただ烏をおどすための弓と矢が立てかけてあるだけだ。そんな殺風景な風景の中でも、ほととぎすよ、お前は鳴いてくれるのかい。

やはり、前書きがありました。
にゃるへそ🐈‍⬛、これなら、場所や風景が立ち上がり、句の意味合いも深まって来ますね。(^-^)

では、少々二日酔い気味の馬関より、返句献上申し上げます。m(__)m

 「蛇穴に入れと願ふコロナの子」 祖谷馬関

(注)蛇穴に入る、は、九月の季語。


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