9年前に頸椎の手術をして今日は一年に一度の受診日でした。
頸椎後縦靭帯骨化症。
厚生労働省が難病として指定していますが、私は痺れもなく手術するか否かかなり悩まれました。
しかし高齢になって手術をしても良くなる確率は低いため、予防という意味で手術をしました。
この病気は転倒が一番怖くて寝たきりになるのです。
5月のGW明けに入院して手術、8月いっぱい仕事をお休みしました。
60日以上休職したので職場復帰に向け市役所本庁で区役所の担当者、産業医の先生と面談をしました。
抜糸をしたときに写真を撮ってもらいました。
人工骨が入っています。
肩が凝って湿布をしています。
とにかく頭が重くて…
手術後痛くて辛かったのは今でも忘れられません。
町内にある市民病院。
昭和55年に広島市北部に建設され老朽化のため今年の4月末に診療を終えて、新しく別の場所に建て替えられました。
移転問題では長きに渡って議論され現在の場所になりました。
広島市北部と島根県を含む地域医療の病院、私もこの病院に10数年勤務していました。
今日の診察は主治医の都合で変更になり2週間早くしてもらいました。
移転した病院は全く初めてなのでとりあえず駐車場の確認だけは先月中旬に行きました。
以前住んでいた家の近くなのでまさかこんな所に市民病院が建設されるとは思っていませんでした。
以前の病院も病床数が500はありましたが新しく建設された病院はもう少し病床数が増えていました。
大きな大きな病院でどこで受付をするのか分からず職員に聞きました。
予約変更の電話☎がかかった時、まだ職員も慣れていないのでかなりお待たせするかもしれませんと看護師さんが言われました。
レントゲンを撮り広い広い待合室でモニターを見ながら自分の番号を確認しますが、案の定1時間遅れと出ました。
この病院の整形外科は脊髄では国内でも有名な病院です。
私が勤務していた頃に部長だった先生(後に副院長)がアメリカから帰国されたときに顕微鏡で手術をされたことから、脊髄で知名度が上がり遠方から患者さんが沢山来られるようになりました。
そのため手術までかなりの時間を要しました。
その先生も思わぬ病気で亡くなられ、今は私の主治医が主任部長として頑張っておられます。
先月の4日の新聞
この記事を読んだ人から新聞社に質問があり特集記事として掲載されました。
今日の診察室での会話で、先生の記事を目にしてそろそろ受診なんだと思いました。
そう言った私です。
来年の予約はどうしますか?と聞かれ電話☎予約でも良いと言われたけど今日なら確実に取れるので来年の6月の予約をして帰りました。
機械で料金を払い地下駐車場に行こうとしたらどうやって降りるのか分からず、近くにおられた職員に尋ねました。
デパートの地下駐車場と同じなのです。
以前の駐車場が狭かったので地上、地下とこれでもかと言うほど確保してありました。
年に一度の受診はまた何処に行けばいいのかわからないかもしれません。
今夜主人に今度見学に連れて行ってあげるねと話をしました。