GW後半の3連休の最終日の今日は晴れ。昨日はかなり疲れたこともあって、枕元の携帯電話のアラームが鳴って、目が覚めたのは午前9時だったが、なかなか布団から出ることが出来なかった。結局、布団から這い出したのはそれから30分ほどが経過してからである。カーテンを開けて窓の外を見ると、既に空は明るくなっていた。
上空を見上げると、青空が広がっていて所々に薄い雲が漂っている。ベランダの外に出てみると、心地よい風が吹いていて、燦々と降り注ぐ日射しが眩しかった。新緑が日に日に濃くなり、木々の影をムクドリが数羽歩き回っている。風で、木の枝が微かに揺れていた。
こどもの日の今日は、日中晴れて上空には青空が広がった。霞のような雲が薄くかかっているものの、ほとんど雲らしい雲が無く、ほぼ快晴の空模様である。今日は立夏で暦の上で夏が始まる日だが、昼間の最高気温は27℃で、まさに夏日となった。外の空気は日射しで暖められて、少し暑いくらいだが、北東の方角から吹いている乾いた風が爽やかに感じられる。日射しが熱いくらいに感じられた。
午後になって買い物に行くことにした。日野駅から電車に乗って隣駅の豊田駅に出ると、駅北口にあるイオンモール多摩平の森に向かう。建物の中に入ると、いくつかのイオンモールの中の専門店を廻った後、気分転換を兼ねてお茶をすることにした。イオンモールの入口近くにあるカフェ「スターバックスコーヒー イオンモール多摩平の森店」に入店する。
店内のテーブル席を確保すると、ショーケースの前に向かう。ケースの中にはいくつかのケーキが並んでいる。ケーキを品定めするとレジに進んだ。
最初にスタバカードにクレジットカードでチャージすると、ケーキを注文する。注文したのは「アーモンドミルクホイップのガトーショコラ」である。今日も初夏のような陽気になったということもあり、冷たいドリンクを飲むことにして「コールドブリューコーヒーフラペチーノ」を注文する。今日は試しにスタバのおすすめのカスタマイズを試してみることにして、ホイップクリームをトッピングすることにした。
スタバカードで会計を済ませると、レジでケーキの載ったトレーを受け取った。奥のカウンターに進んで、フラペチーノを受け取り、トレーの上に載せる。更に冷水とスプーンをもらうと、トレーを持って確保したテーブル席に運んだ。
席に着くと、さっそく紙おしぼりで手を拭き、「コールドブリューコーヒーフラペチーノwithホイップクリーム」を飲むことにした。
ホイップクリームを浮かべた「コールドブリューコーヒーフラペチーノ」に紙ストローを挿してフラペチーノを飲む。ストローを吸い込むと、ミルクたっぷりのカフェオレをフラペチーノにしたような味わいの氷の粒が口の中に飛び込んでくる。ミルキーなコーヒーの甘さを楽しみながら、フラペチーノを飲んだ。
紙ストローから口を離して、スプーンで表面のホイップクリームを口に運ぶ。スプーンでフラペチーノのベースとホイップクリームを混ぜ合わせて飲むとミルキー感が高まってまた異なった味わいが楽しめた。
「コールドブリューコーヒーフラペチーノwithホイップクリーム」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにする。
「アーモンドミルクホイップのガトーショコラ」はガトーショコラにアーモンドミルクホイップクリームをのせ、ピスタチオとくるりと巻いたチョコレートを飾ったケーキである。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。チョコレートの濃厚なコクのガトーショコラはしっとりとした食感で、黒糖を隠し味に加えたアーモンドミルクホイップクリームは舌触りなめらかで、優しい風味が美味しい。表面にトッピングされたチョコレートがアクセントになっていて、見た目も楽しめる。コールドブリューコーヒーフラペチーノともよく合う。
ケーキを食べてしまうと、再び「コールドブリューコーヒーフラペチーノwithホイップクリーム」を飲む。スプーンでホイップクリームとフラペチーノをかき混ぜて、ストローで強く吸った。ホイップクリームと氷の粒がよく混ざり合うことで、クリーミーなテイストが美味しい。冷たいミルクコーヒーがガトーショコラとアーモンドミルクホイップクリームの落ち着いた甘さと混ざり合って喉の奥に消えていく。
ちょっと落ち着いたところで、デイパックの中から読み物を取り出して、「コールドブリューコーヒーフラペチーノwithホイップクリーム」を楽しみながら記事を読むことにした。
しばらく活字に目を走らせていると、フラペチーノの入ったプラスチックカップが空になった。プラスチックカップに紙コップに入った冷水を注ぎ、カップの中のクリームを綺麗に洗うようにして、冷水に溶かして口に運んだ。冷たいお冷やは微かにミルキーな味わいが感じられる。
再び活字に目を通していると、再びプラスチックカップは空になった。腕時計の針を見て、入店してから小一時間ほどが過ぎたことを知る。ちょっと目も疲れてきたので、食器を返却すると帰り支度をして店を出た。
イオンモールの建物を出ると、豊田駅に行って電車に乗った。日野駅で下車して、改札を抜ける。既に日が傾いていて、上空を薄い雲が覆っていた。夕日が薄雲を通して、柔らかい日射しを投げかけている。夕日に照らされた雲がオレンジ色に染まって見えた。
日が沈むと空が暗くなってきた。