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今日は晴れ。今日は1日年休を取ったこともあり、起床したのは9時前である。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には澄んだ青空が広がっている。風は無く、日射しが燦々と降り注いでいて、団地の前庭に広がる落ち葉が日射しを受けて煌めくように見えた。
窓を開けてベランダに出る。外はまるで冷蔵庫の中のような冷たさで、空気が肌を刺すように感じられた。深呼吸をすると、冷たい空気が肺の中に流れ込んできて、清々しい気分になる。眩しいほどに降り注ぐ日射しの温もりが心地よく感じられた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がっている。照りつける冬の太陽に空全体が眩しく見えた。昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、弱い北よりの風が吹いている。外に出てみると、空気がきりっと絞ったように冷たく感じられるものの、日射しがポカポカと暖かかった。
この週末は色々と忙しかったこともあり、今日はやることがいろいろとある。明日の写真部の例会に出す写真をプリントすると共に、春秋物のスーツと夏物のスラックスをクリーニングに出すために午後、出かけることにした。
午後3時くらいに外に出ると、西の空に薄い綿のような雲が広がっているのが見えるものの、東の空には青い空が広がっていた。身を切るように風が冷たく感じられる。日野駅から電車に乗って立川駅に到着すると、クリーニング店に行って、スーツとスラックスをクリーニングに出す。クリーニング店のある伊勢丹立川店を出ると、水分補給と休憩を兼ねてお茶をすることにした。
ルミネ立川の建物に入ると、ドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ 立川ルミネ店」に入店する。
先日に引き続き、平日のクリスピークリームドーナツは空いていて店に入りやすい。奥のソファ席も空いていたが、やっぱり入口のローテーブル席が居心地が良さそうに感じた。そこで、レジ前に設けられたローテーブル席を確保すると、店頭のショーケースの前に立った。
先日でキャンペーン「Twinkle Holidays」の期間限定ドーナツ4種類を全て試すことができたので、今日は日本で開発した国産米粉入りミックス使用のドーナツ「Kome-Dough」を試すことにする。レギュラー商品として登場する「Kome-Dough 黒蜜きなこ」と期間限定で登場する「Kome-Dough シュトーレン」の2種類のドーナツを注文することにした。ドリンクは先日と同様、「ココア(ホット)」のトールサイズを注文する。
スマホでアプリを起動させるとクーポンを表示させ、レジで代金を払う。店員から「ドーナツは温めますか?」と聞かれて、温めてもらうことにした。温められたドーナツをトレーの上に広げた紙の上に載せてもらい、紙おしぼりをもらって奥のカウンターでドリンクを受け取る。ドーナツは手づかみで食べるのは厳しいと考えて、紙ナプキンとプラスチック製の先割れスプーンを1つずつ載せると、確保したローテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「ココア(ホット)」を飲む。
今日も寒い1日だったので、甘くて温かいドリンクは体の芯まで温まるような気がする。甘い飲み物は心まで癒してくれるようだ。ここしばらくは気持ちに余裕がなくて、ひたすら苦しかったが、ようやく気持ちに少し余裕が出てきた気分である。その気分をこのココアが盛り上げてくれるように感じた。
少し気分が落ち着いたところで、ドーナツを食べることにする。最初に食べることにしたドーナツは「Kome-Dough 黒蜜きなこ」である。「Kome-Dough 黒蜜きなこ」は「国産米粉入りミックス」を使用したドーナツ生地にきなこ風味のコーティングをして、黒みつソースを重ね、きな粉で仕上げたドーナツである。
ドーナツ生地を先割れスプーンで切るようにして口に運ぶ。温められたドーナツ生地の表面はサクッとしていて、中はほわっとしている。モチッとした口当たりで美味しい。きなこの香ばしさに黒みつの濃厚な甘さがマッチして和菓子のような味わいである。お正月に食べるきな粉もちを思い出してしまった。
ドーナツを1個食べてしまうと、「ココア(ホット)」を少し飲んだ。ドーナツ生地の甘さにきな粉の香ばしさや黒蜜の甘さがココアと一緒になって喉の奥に消えていく。口の中がココアの甘さで満たされたところで、「Kome-Dough シュトーレン」を食べることにした。
「Kome-Dough シュトーレン」もドーナツ生地を先割れスプーンで切るようにして口に運ぶ。シュトーレンのようなレーズン、クランベリーとブルーベリー、シナモンを練りこんた生地は「国産米粉入りミックス」を使用しているとのこと。表面には粉雪のようなパウダーシュガーが振りかけられている。モチっとした口あたりの食感の中にシナモンの香りがクリスマス気分を華やかにしてくれる、温められたドーナツ生地はほわっとしていて、もっちりとした歯応えが美味しい。鼻腔にシナモンの香りが広がった。
ドーナツを2つ食べてしまうと、再び、ココアを飲んでドーナツの余韻を味わう。少し落ち着いたところで、デイパックの中から文庫本を取り出して、ココアを飲みながら本を読む。昨日の試験も終わって、参考書は自宅の本棚の奥にしまい込んである。歳をとってからの試験は体力的にも辛いものがある。「鉄は熱い内に打て」とはよくいったもので、やはり、若い内に様々なことに挑戦するべきだった。
久しぶりに文庫本を読んだこともあって、気分はかなりリラックスできたが、目が疲れた。時計を見ると既に入店から小一時間が経過している。紙コップに残っていたココアを飲み干すと、文庫本をデイパックにしまい、店を出て帰ることにした。
ルミネ立川を出て立川駅の改札を通過すると、中央線下りホームに下りる。ホームには電車が停まっていて、電車に乗り込むと空いているシートに腰を下ろした。
電車が日野駅に着くと、既に日が沈んで空は暗くなっていた。電車を降りて改札を抜けると、駅の外に出る。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。夜になっていちだんと寒くなってきた。