今日は曇り。今朝は上空一面をガス状の雲が覆っていて、スッキリしない空模様となった。今朝の気温は9℃で、弱い北よりの風が吹いている。空気は比較的乾燥していて、昨朝よりも風が冷たく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から乗った電車は昨日に比べると少し空いたようである。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かった。今日は荷物が多いので職場に直行したが、満開のサクラも曇った空にくすんで見える。職場に着いて窓から西の方角を見渡すと、東京の市街地の先に見えるはずの山々の稜線はガス状の雲に隠されてしまっていた。
日中は曇りで、上空には灰色の低い雲が広がって、日射しの無い空模様となった。昼間の最高気温は11℃と、朝からあまり上がらず、空気がヒンヤリと感じられる。昨日に比べてぐっと気温が下がって、北よりの風も冷たく感じられて、花冷えの少し肌寒い陽気となった。
今日の日没の時刻は18時である。18時を過ぎると、空が急速に暗くなってきた。夕方、仕事を終えると、職場を出る。帰りに気分転換と糖分補給を兼ねて、お茶をして帰ることにした。新宿駅西口地下広場から地下2階に降りて、カフェ「ドトールコーヒーショップ 小田急新宿西口店」に入った。
店に入ってアルコール消毒液で手指の消毒を済ませると、通路側のカウンター席を1つ確保した。それからレジに向かう。レジ脇のショーケースの中には先週の木曜日に発売になった「ピラミッドケーキ いちご」が上段の棚に1個残っている。これを注文することにして、ドリンクを併せて注文する。ドリンクは「サクサクあられのいちごオレ ~杏仁プリン~(アイス)」とした。レジで代金を支払い、ケーキとドリンクの載ったトレーを受け取ると、トレーに冷水を注いだコップを置いて、確保したカウンター席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭き、まずはお冷やを少し飲んで喉を潤す。続いて「サクサクあられのいちごオレ ~杏仁プリン~(アイス)」にスプーンストローを挿して飲むことにした。
「サクサクあられのいちごオレ ~杏仁プリン~(アイス)」はとちおとめを使用したいちごソースとミルクをあわせて杏仁プリンを加え、氷とホイップクリームを浮かべていちごソースをたっぷりとかけ、あられ、アザランをトッピングしたアイスドリンクである。
ドリンクの表面は白とピンクの色がマーブル状に混ざり合い、アラザンが煌めいて華やかな見た目となっている。
ストローを勢いよく吸い込むと、ぷるっとした食感の杏仁プリンが口の中に飛び込んできた。後から優しい甘さのイチゴドリンクが口の中に溢れた。練乳苺のような甘さのドリンクで、食感の変化が楽しい。
ストローから口を離し、ストローの先のスプーンでホイップクリームを掬って口に運ぶ。とちおとめを使用したいちごソースとホイップクリームの組み合わせは濃厚で美味しい。アラザンのカリッとした食感とアラレのサクサクとした食感が加わって、まるでちょっとしたパフェを食べている気分である。ホイップクリームを食べた後に再び、いちごオレを飲む。少し、気分転換できた。
いちごオレのカップが半分くらいまで減ってしまったところで、ケーキを食べることにする。
「ピラミッドケーキ いちご」はピンク色のピラミッド型のいちご仕立てのチョコレートケーキで、ピスタチオ風味のスポンジ生地の上にレアチーズ風味のムースをのせ、4枚の三角形のいちごの顆粒入りストロベリーチョコレートでコーティングしたケーキである。ピスタチオ風味のスポンジ生地をへたに見立てると、イチゴを模したようなケーキとなっている。
まずフォークでケーキをコーティングしたストロベリーチョコの板を1枚外してみた。中にはレアチーズ風味ムースの中に果肉入りのいちごとフランボワーズのソースが顔を覗かせている。
外側を覆っているストロベリーチョコはベトナム産トリニタリオ種のカカオを使用した香り高いホワイトチョコレートを使用しているとのこと。粒々とした食感にほのかに苺の甘酸っぱさが感じられる。ぱりっとした食感で美味しい。
チョコレートの板の中のレアチーズ風味のムースは舌触りが滑らかで、果肉入りのいちごとフランボワーズのソースと組み合わせは爽やかな味わいが美味しい。ソースに入った果肉のつぶつぶ感がアクセントになっていて、なかなか楽しめる。
ケーキを食べながら再び「サクサクあられのいちごオレ ~杏仁プリン~(アイス)」を飲む。ストロベリーケーキのイチゴの甘さといちごオレのイチゴの甘さが一体となって喉の奥に消えていく。その余韻を楽しみながら、再びケーキを食べた。
ケーキを食べてしまうと、再びいちごオレを飲む。ケーキののいちごとフランボワーズのの甘酸っぱい余韻がいちごオレのミルキーな甘さで置き換わり、やがてそれも喉の奥に消えていった。いちごオレを飲んでしまうと、お冷やを飲む。
すこし、落ち着いたので、ビジネスリュックサックの中から読み物を取り出すと、お冷やを飲みながらしばらく、記事に読むことにした。プラスチックカップの中の氷を舌の上で転がしながら、しばらく活字に集中していたが、少し目の疲れを覚えてきた。カップの中の氷は無くなり、腕時計の時計の針は店に入ってから小一時間ほど過ぎていることを示していた。帰り支度をして食器を返却すると、店を出た。
新宿から乗った電車は混んではいなかったが、今日もなかなか座れなかった。やっと座れたのは電車が国分寺駅に到着したときである。それから10分もすると、電車は日野駅に到着した。電車を降りると改札を抜けて、駅西口のロータリー前に出る。
信号を待ちながら空を見上げると、上空には白っぽい雲が広がっている。弱い北よりの風が吹いていて、風が涼しく感じられる。家路を急いでいると、額に雨滴が落ちたように感じられたが、雨が降っていない。しかし、いつ雨が降ってもおかしく無いような空模様である。急ぎ足で自宅に向かった。