今日は曇りときどき晴れ。今日は9時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空に薄い雲が広がっていて、空が白っぽく見える。薄日が射していて、団地の前庭の木々の薄い影が芝に落ちていた。ベランダの外に出てみると、南よりの風が吹いていて、空気がムシッと感じられる。既に夏の陽気だが、セミの音が聞こえてこないのが不思議なくらいに感じられる。しばらくして木々の茂みの中から鳥のさえずりが聞こえてきた。
日中は曇りで、上空には薄い雲が広がっているものの、強い日射しが照りつけている。昼間の最高気温は32℃で、3日連続の真夏日となった。湿度があり、強い南風が吹いている。強い日差しと南風で気温がぐんぐん上がり、昨日よりも気温が上がって蒸し暑い陽気となった。
午後、買物のために外出する。最初に自宅近くのドラッグストアに行ってきたのだが、買物の時間も入れて往復30分強の時間を歩いてくるだけで汗だくである。しかも暑いと疲れる。自宅で少し休憩した後、再び外出した。
あらためて外に出ると、北の空の雲が透けて青空が垣間見えた。昼に比べて少し湿度が高くなって、南風が生ぬるく感じられる。家から駅まで歩くだけで、額に汗がじんわりと浮かび、デイパックの中からタオルを取りだして汗を拭った。
日野駅から電車に乗って立川に向かった。立川駅周辺を一巡するように買い物を終えると、すっかり汗だくになってしまった。しかも足も疲れている。少し休憩をしたいと考えて、ルミネ立川に入った。1階にあるドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ 立川ルミネ店」に入ることにする。
たまたまなのか、店の外には買い物客が列を成していたが、店内は比較的空いている。奥のソファ席の1つを確保すると、店先の行列に並んだ。店頭のショーケースの中にはレギュラーメニューのドーナツに加えて、今月1日からが発売になったキャンペーン「We Love New York Taste」の期間限定ドーナツを3種類販売している。
しかし、今日は「父の日」ということもあって、今月8日から今日までの期間限定で発売している「パパカスタード」が並んでいた。そこで、今日はこの期間限定ドーナツ「パパカスタード」とキャンペーン「We Love New York Taste」の期間限定ドーナツの1つ「ニューヨーク チョコ ブラウニー」を注文することにした。ドリンクは「アイスコーヒー」のトールサイズを注文する。
スマホでアプリを起動させるとクーポンを表示させ、レジで代金を払う。レジでドーナツとドリンク、紙おしぼりの載ったトレーを受け取り、奥のカウンターで紙ナプキンとストロー、ガムシロップ、ミルクを1つずつトレーの上に載せて、確保したテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「アイスコーヒー」にストローを挿して飲むことにした。まずは「アイスコーヒー」をブラックで飲む。
爽やかな酸味とキレのある苦味が感じられるアイスコーヒーは中南米産のコーヒー豆を使用しているとのこと。深煎りのアイスコーヒーは、ほのかに独特の甘い香りが鼻腔に広がり、豊かなコクと軽やかな後味が感じられる。スッキリとした味わいで、汗をかいて渇いた喉に染みこむように美味しかった。
「アイスコーヒー」をしばらく楽しんだ後、さっそくドーナツを食べることにした。最初に食べることにしたドーナツは「ニューヨーク チョコ ブラウニー」である。「ニューヨーク チョコ ブラウニー」はアメリカの伝統的なチョコレート焼き菓子、ブラウニーをイメージしたドーナツで、チョコチップやガーナ産カカオブレンドのビターチョコ、ココアパウダーを練りこんだ、オールドファッションのようなドーナツ生地に、ビターチョコのラインとローストアーモンドを飾り、パウダーシュガーで上品な印象に仕上げている。
ドーナツを右手の人差し指と親指で挟んで持ち上げると、ドーナツにかぶりついた。しっとりとした食感のドーナツ生地はホロッと崩れそうなほどに柔らかく、ビターな甘さが美味しい。ドーナツの上にトッピングしたローストアーモンドがドーナツに香ばしさをプラスしている。サクサクとした食感で、ドーナツにアクセントを与えていて、食べ応えがあって美味しかった。
ドーナツを1個食べるとアイスコーヒーを飲む。ドーナツのビターな甘さにコーヒーの苦みが合わさって、大人の味わいといった感じである。コーヒーの苦みで口の中がスッキリとしたところで、続いて「パパ カスタード」を食べることにした。
「パパ カスタード」は北海道産牛乳使用のカスタードクリームを詰めたイースト生地のドーナツの表面をキャラメルチョコでコーティングし、キャンディーコーティングしたアーモンドと、ビターチョコでやさしいパパを表現したドーナツである。
ドーナツにかぶりつくと、口の中に甘くて優しい味わいのカスタードクリームが溢れ出してきた。キャラメルチョコのコクのある甘さにキャンディーコーティングしたアーモンドのカリカリとした食感がアクセントになっている。ビターチョコの甘さがほんのりと感じられた。
ドーナツを食べてしまうと、アイスコーヒーにミルクとガムシロップを入れて、ストローでかき回し、甘くなったアイスコーヒーを飲む。アイスミルクコーヒーと化したコーヒーのスッキリとした甘さにドーナツの甘さの余韻が口の中で絡み合い、喉の奥に消えていく。
ドーナツの甘さが口の中から消えて、甘いコーヒーの味わいが口の中に広がると、少し落ち着いた気分になった。紙コップの中には1/3ほどアイスコーヒーが残っている。デイパックの中から文庫本を取り出し、「アイスコーヒー」を飲みながら本を読み始めた。
やがて、カップの中の「アイスコーヒー」が無くなると、カップの中に氷を口に含み、舌の上で氷を転がしながら本を読んだ。やがて、カップの中の氷が無くなると、本にしおりをはさみ、帰り支度をする。トレーを返却して店を出た。
立川駅から電車に乗って日野駅に移動する。既にだいぶ日が傾いていて、日射しが弱くなっている。昼間に比べて風が幾分涼しく感じられた。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空には暗い空に薄い絹の様な雲が広がっている。ぬるい風が吹いていて、外はムシムシとしている。西の空に星が輝いているのが見えた。