J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のスイーツ(クロネージュ@コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店)

2023年02月28日 | スイーツ(コメダ珈琲店)


2月最終日の今日は晴れ。今朝は上空澄んだ暗い空が広がっていて、東の地平線付近が白々と明るくなっている。東の空高く、星が瞬いているのが見えるが、日の出が近いこともあってその光は今にも消え入りそうなほどに心細く見えた。今朝の気温は0℃を僅かに下回って、空気が冷たく感じられる。弱い西よりの風が吹いていて、風がヒンヤリ感じられた。出勤のために外に出ると、早朝の冷たい空気に吐く息が白く見える。冷気がかえって心地よく、空気が清々しく感じられた。
今日は昨日の気温を上回って、季節先取りの陽気となるとの天気予報にダウンコートを着ていくのをやめて、クローゼットの中からハーフコートを取り出して、出勤する。日野駅のホームで電車を待っていると、東の地平線付近がロゼ色に染まっていた。陽気と共に、通勤電車の車内の乗降客が増えてきたように感じる。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて地下道に入った。地下道を歩いていると、新宿ワシントンホテルの方からスーツケースを引っ張って歩いてくる複数の団体の旅行客の姿が目に入る。春休みに入り、行楽客も増えてきた。

職場に着くと、窓からオレンジ色の朝日が執務室に入り込んで、照明を付けなくても室内が明るくなっていた。西の窓から外を眺めると、透明な光を浴びた市街地の先に薄く霞んだような山々の稜線が見える。その先に白く冠雪した富士山が朝日を浴びて輝いていた。東の空は昇ってきた太陽に照らされて、ビルの谷間の空間が黄色く霞んでみえるが、これはよもや花粉の影響だろうか。そう思うと、にわかに目がむず痒くなってきた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼前から南よりの風が吹いてきて、昼間の最高気温は19℃と春本番の陽気となった。湿度が低くて空気が乾燥しているものの、外に出てみると、たっぷりと降り注ぐ日射しがポカポカと暖かく、心地よい風が吹いている。西の方角を見渡すと、関東平野の西側に広がる山々と富士山がほのかに黄色く霞んで見えた。これは花粉の影響だろうか。

都庁の植え込みに植わっている梅も満開になった。枝にみっしりと可憐なピンク色の花をつけている。花びらが散り始めていて、風に花びらが舞っていくのが見える。
一方、サクラの蕾はまだ固く、サクラの開花は当分先になりそうだ。

午後になって次第に南よりの風が強くなってきた。夜、仕事を終えて帰宅の途につく。ここしばらく忙しい日が続いていたが、一旦、仕事も少し落ち着いてきた。今日は定時を廻って1時間ほど過ぎたところで、帰宅することにした。
今日も疲れた。しかし、まだ火曜日である。しかも今週は休めそうにない。せめて気分転換をしたい気分である。そこで、今日は仕事の帰りにお茶をして帰ることにした。

職場を出ると、カフェ「コメダ珈琲店 新宿ファーストウエスト店」に入る。


入口を入ると、店員が出てきたので、1人であることを告げて、店の一番奥にあるカウンター席に向かった。席に腰を下ろすと、お冷と常温のおしぼりが運ばれてきた。
今月初めに発売された期間限定品「シロノワール 白い恋人」は既に販売が終了している。明日から「小倉ノワール ゆずなごみ」が発売されるとのこと。今日は特別なシロノワールも無いので、普通に「クロネージュ」を注文することにした。更にドリンクは「小豆小町 葵(ホット)」を注文する。注文を終えると、ビジネスリュックサックから本を取り出して、お冷を飲みながら、本を読み始めた。

まもなくして「クロネージュ」と「小豆小町 葵(ホット)」が運ばれてきた。「小豆小町 葵(ホット)」にはサービスの豆菓子が添えられている。


最初におしぼりで手と顔を拭くと、「小豆小町 葵(ホット)」を少し飲む。粒あんの入ったコーヒーはコーヒーの苦みにミルクの甘みと粒あんの食感がアクセントになっている。ビターなコーヒーと粒あんの優しい甘さの組み合わせが美味しい。


「クロネージュ」を食べる。「クロネージュ」は直径10cmで中心に6cmの中空の穴が開いたココア生地のバウムクーヘンを厚みが2.5cmほどにカットして、ソフトクリームを載せたスイーツである。バウムクーヘンは4切れにカットされている。


「クロネージュ」にはハチミツベースのシロップが添えられている。


まずはフォークでバウムクーヘンを1切れ持ち上げると、かぶりついた。ビターな甘さのバウムクーヘンはしっかりと詰まった生地で、柔らかくもなく、程よい歯応えで美味しい。バウムクーヘンにソフトクリームを載せて口に運べば、冷たいソフトクリームのミルキーな甘さがココア生地のバウムクーヘンのビターな甘さと合わさって、贅沢な味わいである。バウムクーヘンの生地の中に溶けたアイスが染み込んで、バウムクーヘンの食感が変わるのもまた楽しい。
バウムクーヘンを1切れ食べると、「クロネージュ」の断面が現れた。バウムクーヘンの中空の空間にもしっかりとソフトクリームが詰まっていて、しかし既に溶け始めている。


これに添えられたシロップをたっぷりとかけた。


あらためて、バウムクーヘンにソフトクリームをたっぷりと載せて、口に運ぶ。ココア生地のビターなバウムクーヘンとソフトクリーム、ハチミツベースのシロップの甘さが混然一体となって口の中に広がり、喉の奥に消えていく。バウムクーヘン4切れでは儚い気もするが、それもまた人生である。そうと思うからこそ、バウムクーヘンに贅沢にソフトクリームを載せて、口に運ぶ。更に、皿に溜まったソフトクリームをバウムクーヘンで拭き取るようにして口に運んだ。
ハチミツベースのシロップと混ざり合った溶けたソフトクリームもまた美味しい。このまま皿も舐めてしまいたい気分である。綺麗に皿に溜まった溶けたソフトクリームをバウムクーヘンの生地に吸わせて口に運んだ。最後の1切れを食べてしまうと、「小豆小町 葵(ホット)」を楽しむ。クロネージュの余韻を楽しみながら、スプーンでカップの底に溜まった粒あんを口に含んだ。ソフトクリームのミルキーな甘さに小豆の優しい甘さが合わさって、まるで和菓子のように美味しい。

「小豆小町 葵(ホット)」を飲みながら、添えられた落花生の豆菓子を食べる。


小袋の中に入っていた豆菓子は9粒あった。


豆菓子を楽しみながら、「小豆小町 葵(ホット)」を飲む。カップの中の「小豆小町 葵(ホット)」が無くなったところで、お冷を飲んだ。豆菓子が無くなると、お冷を飲みながら本を読む。
少し目が疲れてきた。コップの中の冷水も無くなったところで、帰り支度をして席を立つと、卓上に置かれた伝票を持って入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと店を出た。

新宿駅から電車に乗って日野駅に到着すると電車を降りた。改札を抜けて駅の外に出て、ふと空を見上げた。上空には暗く澄んだ空が広がっている。天頂付近には上弦過ぎの半月が浮かんでいて、月の近くには赤く光る火星が見えた。
夜になっても、日中の暖かさの余韻が感じられるような南風が心地よく感じられる。ただ花粉も飛んでいるらしい。目と鼻がむず痒く、くしゃみが止まらなかった。


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