今日は曇り時々晴れ。今日は９時半頃に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には白くて薄い雲が広がっているものの、雲を透かすように青空が見えていて、日射しが降り注いでいる。外に出てみると、風はほとんど無いものの、温風のような東よりの風がほんのりと吹いていて、団地の茂みに生える背の高い草花が少し揺らしていた。眩しいほどに降り注ぐ日射しは、薄雲のフィルターを通して柔らかく感じられる。湿度が高くて、空気がムシッと感じられた。
日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。雲を透かすように太陽が照りつけていて、強い日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は37℃で、猛暑日となった。湿度が低く、弱い南よりの風が吹いている。玄関の扉を開けると、外はサウナのような厳しい暑さである。熱風のような風が吹いていて、木々の枝や草花が風にそよいでいた。
午後になって、先日クリーニングに出したスーツ類を引き取りに外出することにした。外に出ると、上空の雲が増えてきていて日射しが幾分弱くなっているものの、まるで蒸し風呂に入ったかのように蒸し暑い。
日野駅のホームに昇ると、電車が来るのを待つ。外出するときはデイパックに空調リュックを付けて出かけているのだが、背中を通る風が温く感じられるのは仕方ない。それでもデイパックの背当てが汗で濡れないのは快適である。
一方で、額から汗が滴り落ちるのは止められない。メガネが汗で汚れるのを嫌って下を向いていると、額に浮かんだ汗が足下に滴り落ちる。タオルで拭っても、汗が止まらないので、そのままにしていると、汗が足下を濡らしていく。
やがて電車がホームに滑り込んできた。空調の効いた電車の車内に入ると、ようやくホッとした気分になる。
クリーニング店に行く前に、別件の所用を済ませると、ちょっと休憩を兼ねてお茶をすることにした。
ルミネ立川の建物に入ると、ドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ 立川ルミネ店」に入店する。
店内は混んでいた。とりあえず、レジ前に設けられたローテーブル席を確保すると、店頭のショーケースの前に立つ。ショーケースの中には今月17日に発売になったキャンペーン「Feel HAWAII」のドーナツが並んでいる。今日はその中から「オールドファッション マカダミアナッツ」「キャラメル ハニー ハワイアン ベア」の２種類のドーナツを注文することにした。ドリンクは「キャラメル ラテ アイス」のトールサイズである。
店員から「『オールドファッション マカダミアナッツ』は温めますか？」と聞かれた。今日は猛暑日なので、ドーナツを温める必要も無いだろうと思いつつも、こういう時は店員が勧めるとおりにドーナツを温めた方が美味しいのだろうということは、これまでの経験で分かっている。「オールドファッション マカダミアナッツ」は温めてもらうことにした。
スマホでアプリを起動させるとクーポンを表示させ、レジで代金を払う。レジでドーナツとドリンク、紙おしぼりの載ったトレーを受け取り、奥のカウンターでトレーの上に紙ナプキンを１つ載せて、確保したローテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「キャラメル ラテ アイス」を飲む。
汗をたっぷりとかいた身体に冷たくて甘いドリンクは胃袋に染み入るように美味しい。店内の空調に少しリラックスした気分になった。カップの中のドリンクが半分くらいにまで減ってしまったところで、ドーナツを食べることにした。
最初に手に取ったドーナツは「オールドファッション マカダミアナッツ」である。マカダミアナッツの粒とペーストを練りこんだオールドファッションケーキにホワイトチョコでストライプを描き、ローストマカダミアナッツをのせて、仕上げにパウダーシュガーを振りかけたドーナツである。
ドーナツを右手の人差し指と親指で挟んでかぶりつく。しっとりとした生地は生地の甘さにマカダミアナッツの香ばしさがアクセントになっていて美味しい。ミルキーなホワイトチョコとローストマカダミアナッツの食感がアクセントになっている。ドーナツにはボリューム感もあって、なかなか楽しめた。
ドーナツを１つ食べてしまうと、「キャラメル ラテ アイス」を少し飲んだ。続いて「キャラメル ハニー ハワイアン ベア」を食べることにする。
「キャラメル ハニー ハワイアン ベア」はハニーテイストのミルキーなクリーム詰めた丸いイースト生地のドーナツの表面をキャラメルコーティングし、ミルクチョコの耳をトッピングして、チョコでサングラスと鼻を描いてクマの顔を描いたドーナツである。
ドーナツにかぶりつく。キャラメルコーティングで日焼けしたハワイのベアのドーナツの中から口の中に溢れ出すミルキーなクリームはほんのりとしたハニーテイストの甘さが感じられて美味しい。ミルクチョコの耳の食感とクールなサングラスを描いたビターチョコの味わいがアクセントになっている。
ドーナツを２つ食べてしまうと、再び、「キャラメル ラテ アイス」を飲んでドーナツの余韻を味わった。少し落ち着いたところで、デイパックの中から文庫本を取り出し、「キャラメル ラテ アイス」を飲みながら本を読む。やがて、カップの中の「キャラメル ラテ アイス」が残り少なくなると、残った氷を舌の上で転がしながら本を読んだ。
氷も無くなると、本をデイパックにしまい、店を出た。少し気分転換が出来たところで、クリーニング店に向かう。クリーニング店でクリーニングに出したスラックスとスーツの上下を受け取ると、大きなトートバッグに衣類を入れて、帰宅の途につく。立川駅から電車に乗って日野駅に着くと、改札を抜けて駅の外に出た。
上空には大小の雲が敷き詰められたように浮かんでいて、日射しは無いものの、雲の合間から青空が顔を出している。昼間よりは若干気温が下がってきたものの、まだまだ湿度が高くて蒸し暑い。強い南よりの風が温風のように吹いていて、汗が首筋を流れていくのがかなり不快に感じられた。木々の茂みの中からセミが鳴いているのが聞こえていた。
夜、ゴミを出すために外に出た。冷房の効いた自宅を出ると、外は蒸し風呂のように暑い。上空には暗い空が広がっているものの、薄い雲が所々に広がっているようだ。雲の合間に星が瞬いているのが見える。暗くなった団地の茂みの中からジージーと虫が鳴いているのが聞こえた。
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