J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のラーメン(6・3・1ラーメン(辛味噌)@八王子大和家)

2022年10月28日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は東の空に厚い雲が広がっているものの、西の空は藍色の空が広がっていた。今朝の気温は7℃で、弱い西よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、冷蔵庫の中に入ったような冷気が身体を包んだ。空は夜のように暗く、街灯のLEDの白い光が冷たく見える。
今日は所用があり、夏休を1日取って実家に顔を出すことにしている。久しぶりに実家の近くの床屋で散髪することにしているので、髭は剃らずに顔だけ洗った。湯を沸かして熱いコーヒーを淹れると、玄関のドアポストに投函された朝刊を見ながら、簡単に朝食を済ませる。日の出の時刻を迎えて、空が薄明るくなってきた。

午前中は自宅で片付けやら整理などをして、昼前に外出する。日野駅から中央線の電車に乗って八王子駅に到着した。
今日のお昼は八王子で食べることにした。駅北口に出ると、ペデストリアンデッキを歩いて桑並木通りに降りる。通りを北に向かって歩いて行き、1つめの交差点を右に曲がってれんが通りに入った。れんが通りを東に歩いて行くと、昨年の1月に「得味噌ラーメン黒」を食べたラーメン屋「花木流味噌」が左手に見えてくるが、その右隣にラーメン屋「横浜家系ラーメン 八王子大和家」がある。この店は日野にもあるラーメン屋「横浜家系ラーメン 大和家」の系列のラーメン店である。


今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、左手の壁際にタッチパネル式の券売機があって、ここで食券を購入する。券売機は1台は現金専用で、もう1台は電子マネーやクレジットカードが使用できる。トップページには「おすすめラーメン」「単品ラーメン」「つけ麺」「トッピング・サイドメニュー」「テイクアウト」の5つのアイコンがある。


「おすすめラーメン」は631ラーメンである。このラーメンは海苔が6枚とチャーシューが3枚、玉子が1個付いているので、この名称が付いている。


「単品ラーメン」は631ラーメンの他、チャーシューメン、つけ麺、ネギチャーシューメン、ネギラーメン、ラーメン、野菜ラーメンと各種トッピング、サイドメニューとなっている。


「つけ麺」は醤油つけ麺、味噌つけ麺、うま辛味噌つけ麺、魚介濃厚つけ麺極、具沢山魚介濃厚つけ麺極で構成されている。


「トッピング・サイドメニュー」は各種トッピング、一品料理、定食、ドリンクが表示された。


「テイクアウト」はお持ち帰りメニューが表示されている。


以前、同系列の店で食べたときに比べて、格段にラーメンの種類が増えている。どれにするか悩んで、「おすすめラーメン」のページをクリックした。右下にスープの種類があり「醤油」「塩」「味噌」「辛味噌」とある。「醤油」「塩」「味噌」はこれまでに試したことはあるが、「辛味噌」は初めてである。そこで、「6・3・1ラーメン(辛味噌)」を注文することにした。
「辛味噌」のボタンを押すと、セットメニュー、トッピング、「ラーメン大盛」「ラーメン特盛」のボタンが表示される。


ここはスルーしてオーダー確認に進んだ。代金を投入して食券を発行する。


発行された食券を持って店内に進んだ。店内は店の中央に12人掛けの長テーブルがある。テーブルの上には仕切板が設けられていて、12席のカウンター席になっている。この右手の壁際にもカウンター席が6席も受けられている。奥には4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が1卓、左手の壁際にも2人掛けのテーブル席が1卓設けられていた。
壁に面したカウンター席に座ると、店員がお冷やを持ってきた。店員に食券を渡すと、麺(硬め・普通・軟らかめ)、味(濃いめ・普通・薄め)、油(多め・普通・少なめ)を聞かれる。麺を軟らかめにした他は、味と油は普通にして料理を注文した。更に、以前系列のラーメン屋「日野大和家」でもらったクーポン券で「もやキャベ」を注文した。

卓上には醤油とラー油、ブラックペッパーグラウンド、ゴマ、お酢、豆板醤、千切りしょうが、粗びき唐辛子といった調味料や薬味の他、箸と楊枝、紙ナプキン、アルコール消毒液、冷水のポットが置かれている。なお、希望すれば、「刻み玉ねぎ」の無料サービスがあるとのこと。
また、この店はライスが終日無料となっている。ライスはセルフになっていて、店の奥に設置された炊飯器から自分でご飯を盛る。大きな炊飯器の右脇には重ねられたお椀が並べられており、水に浸されたしゃもじとアルコール消毒液が置かれている。その右手には空のコップが並べられていて、その奥に冷水器が設置されていた。

お椀を1つ手に取り、ライスをお替わりしなくてもよいようにと、山盛りにご飯を盛った。ご飯を手に席に戻ってまもなく、「6・3・1ラーメン(辛味噌)」と「もやキャベ」が運ばれてきた。


さっそく箸を取って、ラーメンを食べる。黒い丼に入っている「6・3・1ラーメン(辛味噌)」の麺は大きな3枚のチャーシューに隠されてしまっていて、ウズラの卵が1個と半分に割られた味玉が1個分、ほうれん草載せられていて、海苔が6枚添えてある。スープには少量の刻みネギが浮かんでいて、レンゲが添えられている。


まずはレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。


ラー油の浮いた豚骨味噌スープはこってり目ながらも濃厚で、辛くて美味しい。豚骨の旨味に豆板醤の辛さが合わさって、喉の奥に消えていく。チャーシューをずらして麺を食べる。赤いスープに浸かった麺は加水量28%という特製低加水中太麺である。口に入れると、濃厚な辛味噌スープの味わいに負けないもちもちとした歯応えが美味しい。
麺をあらかた食べてしまうと、ご飯を食べる。硬めに炊かれたご飯は、米粒が艶々としていて美味しそうだ。


まずはラーメンに添えられた海苔をスープにたっぷりと浸して、ご飯の上で広げると、ご飯をくるんで口に運ぶ。厚みのある海苔はスープを吸っても形か崩れず、ご飯に海苔を巻いて食べると、海苔に染みこんだスープがご飯に染みこんで、ジューシーな味わいで美味しい。あっと言う間に海苔を6枚片付けてしまった。
次にチャーシューをご飯の上に載せた。大きくて厚みのあるチャーシューは、脂身が少ない肉質系である。チャーシューでライスを巻き、肉巻きご飯にしてかぶりつく。柔らかく、スープが染みこんでジューシーな味わいである。なかなか食べ応えがあった。

味玉を食べる。スープが良く染みこんだ黄身は濃厚で、甘くて美味しい。ウズラの卵は黄身が濃い味で、淡泊な白身に黄身の味わいと舌触り滑らかな食感がアクセントになっている。スープをたっぷりと吸ったほうれん草もジューシーで美味しかった。
ここで、ライスを盛ったお椀が空になってしまった。まだまだ、お腹には余裕があり、しかも、スープはたっぷりと残っている。最後は雑炊にして食べるつもりでもあり、ライスをお替わりすることにした。

2杯目のライスも山盛りに盛った。


まずはご飯を「もやキャベ」で食べる。「もやキャベ」は丼に茹でモヤシを盛り、その上に茹でたキャベツを載せて、チャーシューの細かい肉片をトッピングし、醤油だれがかけられている。


「もやキャベ」を口に放り込みながらライスをかきこむ。茹で野菜の甘味に醤油だれの旨味が重なって、なかなか美味しい。ご飯の量が少し減ったところで、残りの野菜を全てスープに投入した。大量の野菜をスープ野菜にして食べようという作戦である。
スープが絡まった野菜はまた美味しい。スープの旨味と辛みが野菜の甘味に絡まって胃袋に収まっていく。覚悟はしていたが、丼に盛られたモヤシの量はかなり多くて、胃袋の余力を容赦なく奪っていく。野菜をなんとか食べ終えたところで、スープを残ったライスに注ぎ入れた。

雑炊風にしたライスもまた美味しい。スープは野菜の水分でだいぶ薄まってしまっているので、豆板醤で辛みをプラスし、ライスを軽くかき混ぜてかきこんだ。サラサラとご飯を食べてしまうと、かなりベルトが厳しくなってしまった。最後にラーメン丼に残ったスープを飲み干し、完食。
コップに残ったお冷も飲み干すと、席を立つ。もう満腹で、お腹の筋肉がはちきれそうである。店を出ると、八王子駅に戻った。八王子駅から横浜線と小田急線を乗り継いで、藤沢に向かう。

藤沢に着くと、北よりの風が吹いている。日中は晴れて、上空には青空が広がった。西側に綿雲が広がっているものの、天頂付近から東にかけては雲ひとつ無い青空が広がって、日射しが燦々と降り注いでいる。昼間の最高気温は22℃近くまで上昇した。湿度があるものの風が爽やかで、心地よい。日影に入ると空気が冷たく感じられるものの、日の当たるところに出ると汗ばむくらいの陽気である。午後になって、西の方から雲が広がってくると、日が陰ってきた。
実家に行くと、ついでに馴染みの床屋で散髪する。前回、散髪したのは7月だったので、もう3か月ぶりになる。だいぶ涼しくなってきていたが、バッサリと短めにカットしてもらった。頭がスッキリとして、気持ちがいい。

実家で夕食を食べてしまうと、早々に帰宅する。夜になって、昼間の気温が嘘だったかのように冷え込んで来た。
電車を乗り継いで日野駅に向かう。日野駅に着くと、冷たく冴え渡った暗く澄んだ空にいくつもの星が瞬いているのが見える。風が冷たく、デイパックの中から取り出した薄手のパーカーを羽織って帰宅した。


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