J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のラーメン(麻辣刀削麺@朝霞刀削麺 新宿野村ビル店)

2023年02月17日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、南東の空に三日月が妖しく光っていた。東の空には星が瞬いているのが見える。今朝の気温は-3℃で、西よりの風が吹いていた。玄関の扉を開けると、まるで冷凍庫の扉を開けたかのように冷気が室内に流れ込んでくる。
出勤のために外に出ると、ダウンコートを着ていてもしばれる寒さである。凍ったようなアスファルトの路面の上を渡ってくる弱い風に吹かれて、顔がこわばるように感じられた。吐く息が白く、マスクをしているとメガネが曇る。手の指先がかじかんで感覚が無く、冷たい路面から靴底を通して伝わってくる冷たさで足の指までもがかじかむように感じられた。

日野駅から電車に乗って新宿駅に到着すると、上空は既に明るくなっていた。電車を降りて駅の改札を抜けると、地下道を歩いて職場に向かう。職場に着いて窓から外を眺めると、上空には雲ひとつ無い澄んだ薄い色の青空が広がっている。西の窓から見える風景は市街地の先に薄く煙ったような雲が広がっていて、山々の稜線と白く冠雪した富士山が淡く見えている。雲と山々が朝焼けに染まってほんのりと紅が差したように見えた。東の窓から外を眺めると、地平線付近に帯のような雲が横たわっていて、その上が朝焼けで赤く染まっている。やがて、雲の上に昇ってきた朝日が射しこむと、次第に空が明るくなってきた。
そろそろ花粉の時期が始まることもあり、花粉症の薬を処方してもらおうと、昨日は午後に時間休を取って医者に行こうと思っていた。しかし、緊急の案件が入ってきて、結局帰宅するのはいつも通りの夜になってしまった。仕方がないので、今日は昼前に時間休を取って医者に行く。ちなみに、今回取得した時間休は今年初めて取得する年休でもある。医者で薬を処方してもらった後は、早めのお昼を食べることにした。

新宿警察署の正面にある新宿野村ビルに入ると、エスカレーターで地下2階に降りた。以前、ランチを食べたことのあるステーキハウス「TEXAS」の隣に中華料理屋「朝霞刀削麺 新宿野村ビル店」が昨年6月にオープンした。


今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口からみて正面に4人掛けのテーブル席が11卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。この内、店内の中央の4人掛けのテーブル席の中央には仕切板が設けられていて、相席ができるようになっている。テーブル席が置かれているスペースの左隣は厨房になっている他、奥には10人掛けの丸卓が1卓配された個室が1室設けられている他、6人掛けのテーブル席と4人掛けのテーブル席が配された個室が1室、4人掛けのテーブル席が3卓配された個室が1室設けられている。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、4人掛けのテーブル席の1つに腰を下ろした。さっそく店員が来てお冷やを運んできた。卓上にはランチメニューが置かれている他、壁際に夜のグランドメニューとドリンクメニューがメニュー立てに立てられている。その脇には醤油と酢、辣油といった調味料の他、箸と紙ナプキン、冷水のポット、アルコール消毒液が置かれている。

お冷を飲みながらランチメニューを開く。表紙には期間限定メニューの「牛バラ肉刀削麺」「高菜刀削麺」が記載されている。


ページを開くと見開きには看板メニューの麻辣刀削麺の他、各種刀削麺とセットメニューが記載されている。ちなみにセットメニューはハーフ刀削麺とミニ丼又はミニ炒飯、香の物、杏仁豆腐で構成されている。またミニ丼又はミニ炒飯は日替わりとなっていて、本日のミニ丼は「油林鶏(ユーリンチー)」、ミニ炒飯は「海鮮チャーハン」となっている。


最後のページには各種定食メニューが記載されている。


ちなみにメニュー立てにはドリンクメニューやグランドメニューの冊子が立てられている。
ドリンクメニューはラミネートした1枚の紙に全てが記載されている。


グランドメニューの冊子も見てみることにした。


見開きは前菜のページである。


ページをめくると、前菜料理の続きと海鮮料理が記載されている。


次の見開きは海鮮料理と肉料理である。


次のページは肉料理と麻辣料理が掲載されていた。


ページをめくると各種野菜料理が掲載されている。


次の見開きは麺類である。


ページをめくると、ご飯類とスープ類、一品料理が記載されていた。


最後のページは点心とデザート類となっている。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは看板メニューの麻辣刀削麺のセットである。麻辣刀削麺にはミニ丼を付けてもらうことにした。
料理を注文した後はお冷を飲んで、料理が出来るのを待つ。最初に紙エプロンが運ばれてきた。続いて料理が一式載ったトレーが運ばれてきた。


トレーの上にはハーフサイズの「麻辣刀削麺」と「油林鶏(ユーリンチー)」のミニ丼、香の物、杏仁豆腐が載せられている。さっそく紙エプロンを身に付け、箸と紙ナプキンを1つずつ取ると、まずは「麻辣刀削麺」を食べることにした。
ハーフサイズとはいっても、なかなかの量である。赤いスープに浸かった幅広の刀削麺の上には肉味噌が盛られていて、彩りにインゲンとパクチーがトッピングされており、白ごまがたっぷりとかけられている。刀削麺の丼にはレンゲが添えられている。


まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。芝麻醤ベースのスープに自家製香辣油で仕上げたというスープは、山椒の爽やかな刺激と唐辛子の香ばしい辛味が組み合わされた程良い辛さで美味しい。じんわりとくる辛さの中に酸味が隠し味のように感じられる。


レンゲを置くと、箸を取って麺を食べる。麺は幅広で、しかも厚く、モチモチとしていて、コシがあって美味しい。麺を食べていると、麺にパクチーや肉味噌が麺に絡まって口の中に入ってきた。白胡麻の粒々とした食感がアクセントになっていて、パクチーの独特な香りと肉味噌の旨味が食欲をそそる。インゲンを箸休めのようにしながら食べた。
「麻辣刀削麺」を食べていると、次第に全身が熱くなってきた。額に汗が浮かび、ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出し、汗を拭いながらひたすら食べる。食べ終える頃には体がポカポカと温かくなった。

続いて、ミニ丼の「油林鶏(ユーリンチー)」を食べる。


ミニ丼はハーフサイズの「麻辣刀削麺」と同じくらいの大きさの木の丼にご飯を盛り、ご飯の脇には千切りのムラサキキャベツとニンジンが盛られていて、豆苗をトッピングした上に、一口大にカットした油淋鶏が7切れほど載せられており、たっぷりのタレがかけられている。


スプーンでご飯を掬い、その上に油淋鶏を1切れ載せて口に運ぶ。カリッと揚げられた油林鶏の中の鶏肉はジューシーで美味しい。甘酸っぱいタレが衣に絡みついて、さっぱりとした味わいである。添えられた野菜もシャキシャキとした食感で美味しい。丼の底に溜まったタレとライスをかき混ぜるようにして、ライスと油淋鶏を食べた。
小鉢は赤いザーサイである。


ピリ辛のザーサイは舌にほどよい刺激を与えながらも、ジューシーで美味しい。パリパリとした食感で、いい箸休めである。ザーサイを食べてしまうと、ミニ丼の「油林鶏(ユーリンチー)」をかき込むようにして食べてしまった。
ハーフサイズの「麻辣刀削麺」のスープを残していたが、これも飲み干す。スープを飲み干してしまうと、一気に体が熱くなってきた。汗が額から滴り落ちるように熱い。タオルで汗を拭いながらお冷やを飲み干した。

最後にデザートの「杏仁豆腐」を食べる。杏仁豆腐の器の下に伝票が敷いてあったので、伝票を取り出した。


小さなガラスの器に入った純白の杏仁豆腐にはクコの実が1粒載せられていて、彩りのアクセントとなっている。


添えられたスプーンで杏仁豆腐を食べる。プルプルとした食感の杏仁豆腐はほどよい固さで甘くて美味しい。ヒンヤリとした杏仁豆腐は、熱くなった体を労るような味わいである。
杏仁豆腐を食べてしまうと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。

今回は注文してから気付いたのだが、「麻辣刀削麺」がハーフサイズだったにもかかわらず、結構お腹いっぱいになった。先日の新型コロナウイルス感染症に感染して以来、胃袋が小さくなったような気がする。タオルで額の汗を拭うと身支度を調えて、伝票を持って店の入口脇のレジに進んだ。
ちなみに支払いは現金またはペイペイのみとなっている。代金を現金で支払うと、店を出た。

日中は晴れ。上空の所々に薄い雲が広がっているものの、青空が広がった。昼間の最高気温は10℃で湿度が低く、北よりの風が吹いている。外を歩いていると、乾いた北風が肌を刺すように冷たく感じられた。しかし、日射しが燦々と降り注いでいて、陽光の温もりが感じられる。食後ということも手伝って、ヒンヤリとした空気が涼しく、心地よい陽気となった。
午後は職場に戻って仕事をする。今日は早く帰りたかったが、気が付けば既に夜8時を廻っていた。さすがに精神的に参ってしまっているので、仕事に区切りを付けると、帰り支度をして職場を出た。

新宿駅から乗った中央線快速電車は混んでいた。途中、国分寺駅で後から来た通勤快速電車との待合せの際に、ようやく座ることが出来た。瞼をつぶって、気が付くと、電車が日野駅を通り過ぎて、豊田駅に止まっている。慌てて電車を降りた。
久しぶりに乗り過ごしてしまった。上り電車を待っていると、夜風が冷たく感じられる。ようやく来た電車に乗って日野駅に戻った。

駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。冷たい西よりの風が吹いていて、顔がこわばるように感じられた。


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