「つつへ」の部屋

JA0PPE アマチュア無線の戯言

永遠の美人を訪ねて

2021年12月12日 | アマチュア無線




「永遠の美人」というのは、とあるウエブサイトを見ていた時に掲載されていた情報ですが、上の画像に写っている女性が本人です。

ご存知の方が多いと思いますが、この画像は気象庁が船舶向けに情報を提供している無線気象模写通報(FAX)のテストパターンの画像です。
このウエブサイトの記事を読んでいて、そう言えば前にもこの画像を受信したことがあるのを思い出しました。
当時のリグはIC746でしたが、リグ背面のサービスソケットから取り出したAF出力を、PSK31用のインタフェースを介してPCのサウンドボードへ入力して受信していました。
今のリグはIC7300ですが、AF出力はUSBから簡単に取り出すことができます、だからFT8も楽々と運用できるのですが。
で、久しぶりに無線気象のFAXを受信して見ることにしました、当時使っていた受信用のソフトウェア(KG-FAX)は、ありがたいことにまだ提供されています。
それをダウンロードして解凍、リグの電源を入れて周波数を7.7931MHz(USB)へセット、ソフトを立ち上げたらあっけなく動作しました、当たり前なのですけどね。

「永遠の美人」が登場するテストパターンの送信は、気象庁が提供するスケジュール表を見ると、10:03JSTと22:03JSTの2回です。
JMHの送信所は鹿児島県だそうですが、昨夜3.6206MHz(USB)を受信して見たのですが、コンデションがNGで駄目でした。
それで、今日の10:03JSTのテストパターンを受信して見たのが、一番上の画面です。
RSは55から59で入感していましたが、フェージングが結構あって、それが原因なのか途中で同期が外れる場合がありました。
完璧な「永遠の美人」を拝むには、今少しコンデションの良い時期を選ぶ必要があるようです。
下の画像は「永遠の美人」の後に送信された天気図を受信したものです、全体に酷い同期ズレはなかったのですが、全体的には今一歩でした。
その下の画像は、KG-FAXが動作している様子です。
多分、フェージング対策として、AGCを調整する必要があるのかも知れません。

ほんのちょっとした遊びです。
次は、航空無線のACARSを受信して見ようかと思います、こちらはIC705を使います。

余談ですが、このテストチャートに写っている女性はモデルがいるのでしょうかね。