私達にとって「フィスカルス(Fiskars)」は、オレンジ色のハンドルをしたハサミで馴染み深い。 1649年に誕生した「フィスカルス社」は、1977年に工場をアメリカに移してから、使われることのない工場、19世紀の建造物、文化的遺産や豊かな自然環境はデザイナーやアーティスト、職人達をひきつけ、1996年に共同組合が設立され「フィスカル・デザイン・ヴィレッジ」が誕生した。
「フィスカルス・デザイン・ヴィレッジ展」
-フィンランドのデザインによる村おこし-
会期:2006年6月11日(日)~8月20日(日)
会場:小海町高原美術館(長野県南佐久郡小海町)
開館時間:09:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週火曜日(ただし8月は無休)
入館料:大人500円、小中学生150円
主催:小海町高原美術館、フィスカルス・デザイン・ヴィレッジ展実行委員会
共催:日本フィンランドデザイン協会
後援:フィンランド大使館、北欧建築・デザイン協会
助成:フィンランド文部省、スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団
企画・監修:
島崎信(武蔵野美術大学名誉教授)
アンティ・シルタヴオリAntti Siltavuori(デザイナー、フィスカルス・デザイン・ヴィレッジ・メンバー)
バルブロ・クルヴィク Barbro Kulvik(デザイナー、フィスカルス・デザイン・ヴィレッジ・メンバー)
展覧会概要・・・・・美術館パンフレットより
フィンランドの首都ヘルシンキから西に80km、フィンランド近代産業発祥の地、フィスカルス村。
1649年、フィスカルス川の豊富な水量と木炭の材料となる木材を供給する森林に恵まれたこの地に、ハサミ等のメーカーとして世界的に知られるフィスカルス社が誕生します。
1977年、フィスカルス社がアメリカに工場を移してから、使われることのない古い工場、空家、19世紀の建造物は過去の遺産になろうとしていましたが、フィスカルス村の豊かな自然環境と文化的遺産と伝統はデザイナー、アーティスト、職人達をひきつけ、1994年には合同作品展が開催され、質の高い「デザインによる村おこし」として高い評価を得ます。
1996年には、それぞれの分野のプロであることがメンバーの条件となる共同組合が設立され、この小さな村は、世界に向けて、活動を広げています。
本展では、フィスカルスで活躍する、デザイナーやアーティスト34名の作品約120点を展示します。
作品は、インテリア、プロダクト、テキスタイルから、彫刻、絵画まで、様々な分野に及びます。
それぞれの分野のプロフェッショナルの集合体がフィスカルスの特徴でもあるのです。
あわせて、フィスカルスの再生プロセス、フィスカル社の企業ストーリー等をパネル展示します。フィンランドの優れたデザインの紹介のみならず、デザインによる村おこしまでを視野にいれた、かつてない展覧会です。
【写真】展示作品の一部
写真:小海町高原美術館ホームページより
●小海町では毎年恒例の「夏至祭 in 松原湖」が開催される。
日時:2006年6月24日(土) 16:30より
会場:信州小海町松原湖(長湖畔)
フィンランドビレッジ周辺特設会場
森と湖の国 フィンランドによく似た松原湖畔で、
夏至祭に参加してみませんか?
詳細、お問い合わせ
松原湖観光案内所 0267-93-2005
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