フィンランド建築・デザイン雑記帳

森と湖の国、SUOMIのクリエーター達に想いをよせて....
チョット書き留めておきたいこと、昔の思い出・備忘録

Muurla(ムールラ)のキャンドルも「Ratia」のデザインだった。

2006年03月19日 | デザイン


前回、紹介した「マリメッコ」のバッグのデザイナー Ristmatti Ratia (リストマッティ・ラティア)は、どこかで聞いた名前だと思っていたが、フィンランドのMuurla(ムールラ)というブランドのキャンドルをデザインした人だった。
このキャンドルは 5-6年前、フィンランドで友人に土産としてもらったもので、誰のデザインか気になっていたが、これでスッキリした。
キャンドルは、直径9cmほどの球形で、長さ1メートル位のアルミ製ブラケットが付属している。 屋外では、その棒を地面に突き刺してキャンドルを保持するというのだが丁度、世界的にテロが頻発している頃で、ヘルシンキの空港で、この長い金属棒を機内に持ち込めるかどうかでヤキモキしたことを思い出す。

ここで紹介するのは Ristmatti Ratia(リストマッティ・ラティア)の「Shadow」と呼ばれる作品で「Muurla」(ムールラ)という会社から発売されている。
丸いユニークな形をしたキャンドルで、灯をともすと中の円筒のフレームデザインがボーとキャンドル表面に浮かび上がるという仕掛けだ。




Muurla (ムールラ、Muurla Glass Works)は、フィンランドの南西部、ヘルシンキからトゥルクの方向へ100kmほど離れたMuurla(ムールラ)という小さな村にある。
この村は18世紀後半からガラス産業が栄えた場所である。
「ムールラ」は比較的新しく、1975年に設立された。
近年Ristmatti RatiaやJuhani Palmu(ユハニ・パルム), Johanna Oras(ヨハンナ・オラス)などのデザイナーの作品を製品化し世界的に知られるブランドとなりつつある。




【写真・撮影】 管理人

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