久しぶりに 「 MAV-2W 」 のネタ話です。 MAV-2W は CQオーム のオリジナル商品で、ちょっと長いですが、〈 モービルアンテナ流用式・バラン付き・ V型ダイポール・基台セット 〉の型番です。 当局は初代 MAV-1 も所有しているので、2基目にになります。
この基台は手持ちのモービルホイップ2本で『なんちゃってダイポールアンテナ』が出来上がるというアイデア商品なのですが、モービルホイップ基台~バラン端子までのリード線の影響もあり、調整はかなりタイトです。
もっとも、アンテナチューナーさえあれば調整しなくても即オンエアーできるのですが、IC-705 単体での運用も考えて、一応モービルホイップの方でもSWRを調整してみることにしました。
カメラ三脚の上にセットした MAV-2W
ダイポールの一端は サガ電子 CM-144W7で、7~28MHz バンドをコイルの付替えで対応できます。そしてもう一端が、ダイヤモンド HF**FXW で、7/10/14MHz バンド用の3本を所有しています。 最近 ーFXWは使わなくなったので、この際 MAV-2W 用にエレメントカットしてしまいました。
CM-144W7の側はそのまま、HF**FXW 側の一端のみの調整でしたが、当局の移動時のメインバンドである 7/10/14MHz は、KX2の内蔵チューナーを作動させることなくSWRを下げることができました。 もっとも、ここではアンテナの角度は地面の影響を受けないようにL型GPになってしまいましたが、セッティング場所によりエレメントの角度を変えるとベターでしょう。( 初代 MV-1 は角度が変えられませんでした)
2023年 QSOパーティ期間中に、この『なんちゃってL型GPアンテナ』一式とKX2をリュックに入れて、『なんちゃって移動運用』にでも行きたいと妄想しています。
DE JA4VNE
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