昨日、ノーベル生理学・医学賞に、大村智・北里大特別栄誉教授が選ばれた。
無知でこういう分野に全く疎い私は、もちろんニュースになって初めて「へぇ」とか「はぁ」とか言いながら新聞やテレビから、どんな研究かを知る。
研究者というと研究に没頭するあまり他の事には無関心で、ちょっと浮世離れしていると勝手にイメージしてるのだけど、前回同じ分野で受賞された山中伸弥教授も大村先生も、人の為に尽力し、偉ぶらずユーモアのセンスもあり、加えてスポーツマンでもあり、人として本当に素晴らしいと感じました。
さて、大村智教授は、【イベルメクチン】という抗寄生虫薬のもとになる物質を発見。この薬はアフリカなどの途上国で年間2億人が使用しているという。
日本ではあまり聞き慣れない薬だけど、もとは動物の寄生虫駆除薬だったそうで、シュシュが毎月フィラリアの予防薬として飲んでる薬の中にも、ちゃんと名前がありました。
人間はもちろんだけど、犬もこの薬のお蔭でフィラリアに感染する犬が激減している。
この薬が出来る前までは、犬の死亡原因と言ったらほとんどがフィラリアだったと思う。
私の家の中にも研究の恩恵があった事で、今回のノーベル賞が身近な事として感じました。
私もゴルフ場の土採取しようかな~なんて。
ところで房総の虫!すんごい。私はぶるぶるだったよ=。