これもブログに載せようと思ってて忘れた、味噌の天地返し。
写真の日付を見ると6月22日でした。 そこそこついてたカビをスプーンで丁寧に取り除き、
なるべく空気に触れないようにラップで覆い、蓋をする。 秋にはおいしい味噌が出来る予定。
さて、この味噌作り。いろいろな人に「自分で作るとおいしいよ」って言ってきたのに、「作るのめんどくさいから、できたのちょーだい」とばかり言われるので、最近ではあきらめて、もうお勧めしない。
と、思ったら北海道に移住した犬仲間のB・Bさんが、地元の味噌作りの講習会に参加して作ってみたら、意外と簡単だし、講習会で作った味噌だけじゃ足りないから、作り方教えてと言ってきた。
B・Bさんが教わったのは昔ながらの重石を乗せて密封する作り方だけど、私のはタッパーウエアを使うので、重石がいらなくて楽ちん。 「じゃあ私もそれで作って比べてみるわ。ところで、タッパーで作ると何で重石いらないの?何で?何で?」とB・Bさんから質問攻めに合い、「たぶん、重石で密閉性を保つ分、タッパーは気密性が高いからOKなんじゃない?」って答えたけど、イマイチ納得できなかったようで、研究熱心なB・Bさんはタッパーの会社に電話で聞いたらしい。
答えは、ほぼ私ので合ってたようだけど、「ねぇ、梅干しもタッパーで作れるらしいわよ」という情報も得てきた。
今度は私が??? 「え~、何でよぉ。だって梅は重石しなかったら梅酢(梅から出る水分)が上がってこないんじゃない?そしたらカビるでしょ?」 「そんな事、私知らないわよ!」とB・Bさんが怒るので、タッパーウエアのホームページを見てみたら、なるほど『失敗しない梅作り』のレシピが載っている。
納得しきれてなかったけど、まあ失敗してもうちで採れた、“タダ”の梅だし、ちょっと試にやってみるか…と、味噌と同じ11,000mlの『マキシクイーンデコレーター』を買って、梅を漬けてみた。
漬け方は今までと同じ。完熟梅をよく洗って、ヘソを取って、水気を拭いて、梅の重さの18%の塩を梅と交互に入れる。 通常、この上に重石をかけるけど、ただ蓋をするだけ。
タッパーウエアの説明によると、蓋をした後、容器をゆすると水が上がってきやすいそうだ。
半信半疑、恐る恐る、次の日に蓋を開けてみると…
何という事でしょう。ちゃ~んと水が上がっている。
今までの大変さは何だったの? 梅干し作りにはいくつかの失敗要素があるんだけど、その一つが重石。重すぎると梅が潰れちゃうし、軽すぎると水(梅酢)が上がってこない。写真のようにヒタヒタの水分に浸かってないと、カビる原因になる。加えて面倒なのが、水が上がってきたら重石を半分の重さにしたり、常に気を使い続けなきゃいけない。うちには6キロの重石があるけど、これを洗う時手首折れそうよ。
とにかく諸々の大変な作業が、ぐ~んと楽になったので、来年からもこの方法でやります。
(前後しちゃったけど、この続きが前回の赤紫蘇投入につづく)
B・Bさん、情報ありがとー!
一日一回回すんですってよ。
良い情報教えてあげたお礼は?
お礼?味噌に続き、今度は梅干しの作り方を教えてあげる。