7番 a)静寂
天の父はひとつのことばを語り、これを永遠に語ります。そしてこのことばで神の全本性と全被造物を表現します。
このことばは魂の内に隠されます。そしてそれを聞く奥底に場所が作られなければ知ることも聞くこともできません。前もって聞くことはできません。
むしろ一切の声とすべての音は消え去り、純粋な静寂、沈黙が、そこにはなければなりません。
そして、ことばを口に出し、述べなければなりません。魂のうちにあるすべてのものを語り、ほめたたえなければなりません。けれども、誰にもその声を聞かせてはなりません。
静けさと安らぎのなかで、神は魂の内に語りかけ、神ご自身を完全に魂の内へと語るのです。
教え 19番
b)ことばは命です
ことばはいのちです。ことばは内からでて内により動かなければなりません。外から内に入るのではなく内から外へ出なければなりません。
それは本来魂のもっとも内奥に住んでいます。そこにいるならすべてのものがあなたに現在し内的に生き最善、最高の状態にあるのです。
なぜ、これにあなたは気がつかないのでしょうか。
あなたはそこの「自分」のうちにいないからなのです。
教え 4番