この数か月、とにかく跛行が収まらない、一時期は常歩も嫌がる事態になって、いや~~~~~、もう、どないすべえか、と思いつつ、しかし、更に考察し続けて、ようやく落ち着いてきてくれました。今度こそは、後戻りしないでほしい~~。多分大丈夫だと思いますが。
結局、時間=薬なんだな、と理解したんですが、それもこれも、基本的な治療をきっちりやってきてこその話だと。
それほどに、爪水虫というのは怖い病気なのだ、という事でもあります。
しかし、こっちも新兵器も手に入れてたし。やはり、戦うには武器が必要で、なるべく高性能な奴が望ましい。
具体的に、クラブを移籍してからどうなっていたかといいますと。
最初の頃はよかったです。移籍数日程度で体調がよくなったのが分かりましたもの。なんやかやいっても、環境がよくなくちゃどうもならんという事か~~。
で、3月頃からおかしくなってきた。当時は、削蹄が入るたびにひどくなるもんで、一瞬削蹄法が悪いのでは、という考えに傾きかけてたんですけど、そんな筈ないんですよ。むしろ、「削蹄」=蹄に対する刺激という奴で、削蹄法に関わらず、刺激を食らって調子が悪くなっていたのだな、と、今となっては理解できるんですが・・・・・。
そこから一進二退、じりじり悪くなる。もうあれこれ考えました。なにしろ自己免疫疾患(血小板減少症)もやってる人だから油断ならない。4~5月頃は、杉の木が多い場所なので、ひょっとして花粉症?とか、「リウマチ性多発性筋痛症」のようなものか、とか、あれこれ仮診断を付けてはみたものの、ぱっとしない。自己免疫性疾患の一種なのかなあとか思ってたんですけど、ハズレ。
2022 6 12 速歩
この辺から、こうしたヘンな跛行が出始めてます。どうも、花粉症とかの自己免疫疾患のたぐいではなさそう・・・・・。
2022 7 23 速歩
なーんか、辛そう。この後、状況が悪化して乗り運動ができなくなりました。7月後半以降は常歩も嫌がる事態に。鼻水まで出始めて。もう~~、どうなるんだよ~~。
もう花粉症の時期は過ぎたから、花粉症ではない。鼻水ってことは、まーた腺疫が復活したのか?ということで、やむなく投薬開始。まずは十味敗毒湯を使って、更にメロキシカム・ビクタスを使う。ビクタスは結局1か月半、十味敗毒湯は2か月くらい飲ませてましたっけ。腺疫ってかなり怖い感染症だと思います。撲滅すべきじゃないかと思うんだけど。リンパ節に入り込む病原体にはろくなのがない。なかなか免疫でやっつけられないんですよね。8月中はほぼ、手入れ&丸馬場で状況観察って感じでした。
成果はそれなりにあったんです。鼻水は出なくなったし。跛行はどうかというと、ぱっとしない。二進一退って感じ。
蹄ですが。削蹄時に細かく要求を出すことにしました。とにかく蹄底を一切いじらない・ヤスリを使わない・蹄叉をいじらない・でもらう。つまり、極力蹄に力をかけない、雑に仕事してください、ということです。削蹄師さんは全く納得してないだろうと思うんですがね、オーナーは、こちらですんで。
ちょっとずつ良くなってきて、9月に入ってから、グッと回復。やれやれ。
で、この頃から、ほぼほぼ診断が「爪水虫の影響によるもの」と確定できました。きちんと回復し続けていたのに(蹄の外観はどんどん良くなっていたのに)なぜ状況が悪化したのか?これは次回解説します。
2022 9 25 速歩
10月から、久しぶりの障碍。この程度は本来たやすいんですが。時間がかかりましたなあ~~。でも、本人も嬉しそうだから。健康になってくれれば、元来運動を嫌がるはずないんですよ。
2022 10 02 速歩&クロスバー