明けましておめでとうございます。
今年も多分、色々考えなくてはならないことがたくさん出てくるとは思うんですが、めげずに行きたいと思います。
獣医療の面白みといいますか、やっぱりねえ、真実は本なんかには書いてないんです。結局患者さんが教えてくれるんですが、それもこれも、こちらがそれを受け取る姿勢があるかどうかで決まっちゃう。本に書いてあることや、誰かが吹聴してたことに、患者さんの状態を当てはめて「そーれみろ」じゃ、全然勉強にならない。診方が凝り固まっちゃって、別視点が入ってこなくなるでしょ。
大動物の先生方が決定的にできてないのは、「一頭の患者を継続して診る、観る」事に尽きるんじゃないかしら。情報が飛び石だもんね、治せませんよ、それじゃ。カルテすらろくに取ってないようだし。かつて、人医の先生の本に「医学とは記載の学問である」とあって、それを読んでカルテの重要性を理解できたんですが。
さて、ところで、去年は管理人が獣医師として、初めて自馬以外の馬患者さんに対応し始めた年であります。遠隔地だったので、不安も大きかったんですが、病院の公式ラインアカウントまでつくって連絡をなるべく密にとれるようにしたうえで診療開始。ラインって超便利。写真や動画を簡単に送って頂けるもんで、情報共有がしやすいんですよ。もっと早くつくればよかった・・・・。ラインがそのままカルテになるような利便性があります。
治療開始後、しばらくしたら連絡が途絶えがちに。どうしたかと思っていたんですが、年末連絡をいただいて、ええ~~、思ってたよりか、全然よくなってるじゃないですか!ちょっと驚き。大体「便りのないのは良い知らせ」が医療では当てはまることが多いんですが、その通りになりつつあるようで、一安心。引き続き、経過をしっかり診れたら良いなあと。その方のご了承を得られれば、当ブログ等で写真等公開できるかもしれません。
という事で、病院のライン公式アカウントは @635vdahj クラムボン動物病院 でございます。ご相談がある方はご利用ください。
ちなみに、 当協会のライン公式アカウントもつくってみました。 @522rxshp 日本ビットレスブライドル協会 です。こちらの運用は悩み中ではありますが・・・・・・。ハミなし頭絡の情報も発信したいのですが、どんな情報が需要があるのか、お知らせいただけますと、幸いです。