世界のペアダンス 体験記
Helsinki(ヘルシンキ)フィンランド編③ 滞在3日目です。
この日は、日本で「フィンランドタンゴ・ダンス国際協会」というグループから情報を得ていた
「PAVI」という大きなダンスのイベントに行きました。今回は本当に大きな規模のラバタンシでした。
...ヘルシンキ中央駅から電車に乗って、バスに乗り継いで、いかにも北欧といった森ばかりの中を行きました。
ここにもマリアン先生は来てくれました。
ここでの入場料は16ユーロ(約2000円)で、飲食は売店みたいな所で購入になります。
このイベントを主催しているのが何と、アルコール反対運動をしているグループでしたので、ここでは一切アルコールは禁止でした。
夜7時から初心者用のスウィングボルッカのレッスンを受けました。
男性約20名、女性約50名、男女の先生とアシスタント1人、
私のやり方と全く同じようなパートナーチェンジをしながらの50分間でした。
どこも同じで、相手がいない女性が次にどの新しい相手と組むか気を配っていなかったり、
皆と同じように進まない女性が時々いるので、組んでダンスが出来ず、女性同士で迷っている姿が見受けられました。
グループレッスンで一番上手く行かないのがパートナーチェンジであり、世界共通だと思いました。
レッスン内容は、ヒール、ホップ、足踏み変え、を繰り返すベーシック。
これをやりながらレィデイスアンダーアームターンと、チェンジハンドビハインドバックをやりました。
私に取ってステップは簡単でしたが、バウンスとホップを繰り返すので、ストレッチをしてない私の膝に負担がかなり来ました。
そこにはシニアの方も沢山いたので、大丈夫かなと見てるとやはりちょっと辛そうではありましたが、休みのない男性は汗だくで頑張っていました。
8:30p.m.ころにはフロアは人でいっぱい。わたしが帰る時にも、どんどん人は入って来ていました。
多い時は、1000人にもなるという話でした。途中から若者のバンドが入り、
1日目に行ったLAVIと同じ様に2曲ずつ同じダンスのそれぞれ違う曲が流れていました。
大きなフロアと繋がっていますが、隣に半分くらいの部屋がり、大きな部屋は男性からしか誘えないシステムで、
小さな部屋ではどっちからでも誘えるシステム、又途中の1時間は女性からしか誘えないという事でした。
会場によって、男性から誘う、女性から誘う、男女どちらからでも誘う、という様に部屋が分かれているそうです。
マリアン先生が私を小さな方の部屋へ連れて行ったので、直ぐマリアンの友達に誘われてワルツ(ウィンナーワルツ)を2曲も続けて踊りました。
アメリカンスタイルの色んなステップをやりましたが大体フォローして来ます。驚きです。
そのあと又マリアンの友達からタンゴを。1曲目は、アメリカンタンゴを適当に踊り、2曲目はアルゼンチンタンゴで踊りました。
これも大体フォローしてきます。 驚きです。
全くここはどんな風に踊っても構わない感じで、色々なダンス曲が流れ、皆わかっていて色々に踊っていました。
ポルカ系は見てましたが皆さん結構違うステップでLODに守って笑顔で楽しそうに踊っていました。
もっと見たかったので、2つの部屋の境界線の大きな部屋側に立っているとやはり誰も私を誘いには来ませんでした。
男女お互いが誘って構わない部屋では座ってる人は少なく、
男性から女性を誘う大きな部屋では沢山の女性が誘われるを待っている様でした。
残念ながら帰りも余り予想がつかなかったので8時45分くらいに出ました。
マリアン先生の友達から聞くと、行きと違う帰り方を教えてくれてバスだけで30分くらいでヘルシンキ中央駅に着きました。
3日間で3つのパーティに行きましたが、ラバタンシは、私がもっと長い時間を費やすともっと色々な発見があったかなと思いました。
又ダンスクラスも見てみたいと思いました。今回はマリアン先生に出会えて色々なフィンランドのダンス事情が聞けてラッキーでした。
マリアン先生に感謝です。
まとめは次回に書きます。