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それがまさに「出生率」であり「年金」につながるんだろうと思うのです。
経済を回していくためには国民がお金を使うこと。
しかし今それができない状況です。
なぜなら将来への不安が大きいからです。
若者がお金を使うよりも貯蓄を考えてしまうという悲しい現状を打破しなければ経済は良くなりません。
明るい将来が見えてくるためにはどうすればよいか。
将来に不安のない高福祉,そして年金です。
今や若者は年金に見切りをつけてしまっています。
そう思っていないのは政府だけ?
この記事を読むと次期の年金改革についていろいろ書いているけど,結局労働人口が増えない限り物理的にどうにもならないんです。
これを解消するためには「出生率」の向上,移民の受け入れが考えられます。
ボクはこのブログで散々書いてるけど,1975年から出生率が減少しているのに政府がそこに目を向けなかったことが最大の誤りだったんです。
何とかなるだろうと思っていたんです。
そしていまだに打つ手がない。
政府はフランスの政策を真似たけどそれも失敗。
保育園を増やしてもうまくいかない。
だったら外国よりも出生率の高い沖縄を検証したらどうか。
そして合計特殊出生率が2.00だった時代を参考にするべきです。
専業主婦や兼業主婦の復活だってありでしょう。
今だってそうした生き方を望む人は多いのに,安倍さんが一億総活躍時代とか言って切り捨ててしまったことが少子化に拍車をかけたんです。
今回の内閣改造で少子化相に小倉氏が初入閣しました。
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この意図が全くわかりません。
上記に書いてきたように少子化問題は経済回復,年金問題など日本が抱える最大の課題を解決するキーとなる政策なんです。
そして長らく取り組んできたけど全く解決していない問題でもあります。
今一番重要な大臣であることを岸田さんは理解していないんだろうか。
「若い力」で何とかできるほど甘いポストではありません。
さらに少子化相と言いながら他にもいろんなことをやらせようとしています。
一番重要な大臣なんだから合計特殊出生率を上げるためだけに全力で取り組めと指示すればよいのです。
それが出来なければ報酬没収です。
それくらい真剣に取り組めということです。
それは全大臣に言えてますね。