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自民党の派閥パーティー収入不記載事件に関係した旧安倍派と旧二階派の議員が弁明に立っています。
この中で,関芳弘氏は令和4年春頃,派閥会長だった安倍晋三元首相に「法的に問題はないのか。あるなら運用を改めるべきではないか」と相談したと明かしし,安倍氏は賛同したと述べました。
還流をめぐっては4年4月の同派幹部会合で,安倍元首相の意向を踏まえ,一旦停止が決まったものの,安倍氏の死去後に再開されました。
派内の反発があったためですが,その具体的な経緯は不明なままです。
有罪が確定した旧安倍派事務局長の松本淳一郎会計責任者は公判で,還流再開は令和4年8月の幹部会合で決まったと証言しましたが,安倍派元幹部は今年3月の衆院政倫審で「結論は出なかった」と語るなど食い違いがあります。
松本氏は「ある幹部から還流再開の要望があった」ため会合が開催されたとも述べましたたが,幹部の名を明かしていないのです。
野党はなぜそこを追求しないのかと思っていたら,ようやく立憲民主党など野党各党は,衆議院予算委員会の理事懇談会で自民党の派閥による裏金事件の解明に向け,安倍派の元会計責任者の参考人招致を改めて要求しました。
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TBSニュースでは20日,立憲民主党 山井和則 予算委筆頭理事は「元事務局長は『幹部会で還流(=キックバック)が決まった』ということを言ってるわけで、明らかに食い違っているわけですから、政倫審でもしかしたら自民党議員の誰かが虚偽の発言をしてるかもしれない」
と述べています。
ところが与党側は元会計責任者が民間人であることなどを理由に反対しました。
そんなの理由にならないでしょう。
これが明らかになれば旧安倍派は大変なことになるし,この問題をすっぽっておいた岸田さんにも責任問題が発生するでしょう。
そもそもこの問題は岸田さんが首相の時に行うべきことだったのです。
そうしておけば先の選挙で大敗せずにすんだかもしれません。