八方池まで登るにはいくつかの方法があります。
一般的にはゴンドラ利用ですが、黒菱ラインまでは自家用車で登ることができます。
牧草地の中の細い道を20分ほど登ると無料駐車場があります。
ここの標高がすでに1500mあります。
ここから黒菱第3リフトに乗るのですが、こんな張り紙がありました。
COVID-19にかかる体調の届け出です。
住所、氏名、体調などを記入してやっとリフトに乗ることができます。
マスクも必須と書いてありました。
かつてはホームゲレンデだった黒菱の斜面。
もう30年も前のことですが。
リフトを下りたところが黒菱平です。
長野五輪の名残ですね。
この下には夏にお花畑になる鎌池があるのですが紅葉には少し遅かったようです。
最後にグラートクワッドリフトに乗り継ぐと八方池山荘に着きます。
すでに標高は1820m。
残念ながらナナカマドなどの紅葉は終わっていました。
しかし青空が広がり白馬三山が綺麗に見えています。
さらに左手には唐松岳から五竜岳にかけての稜線も。
遠くには八ケ岳も見えました。
八方池までは木道が整備されています。
標高差にして約200mほどですからのんびり歩いても1時間ほどのハイキングです。
唐松岳に向かっての登りになるのですが、右手には白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山を、そして左手には五竜、鹿島槍の山並みを臨みながらの贅沢なハイキングです。
途中、4つの大きなケルンがあります。
かつて唐松岳からの下山で霧にまかれて多くの遭難が発生したために設置されたんです。
八方池の手前で登山道が二股に分かれます。
周回できるのでどちらを選択してもいいんですが、左に向かうと池の上からの景色を楽しむことができます。
最後のケルンは立派です。
八方池と紅葉をアップにしてみると。
唐松岳と不帰の嶮。
時計回りに八方池に下りると池に写った白馬三山を見ることができます。
池の周りにはベンチが置かれているので多くのハイカーがお弁当を食べていました。
ベンチで一休みして時計を見れば11時。
ボクたちは下山してからランチとしましょう。
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