日本の人口は2008年に1億2800万人にまで増加しましたが,この年をピークに減少に転じました。
今後も人口減が続くことは明らかです。
ではこのまま減少が続くとどうなるか。
単純に計算すれば500年後にはタイトルの通り日本に人がいなくなるということになります。
ではなぜ人口が減っているのか。
当たり前のことだけど,出生率が減り続けているからですね。
2060年には8000万人まで減ることはほぼ確実です。
一人の女性が生涯に二人以上のお子さんを生んでいただければ,現在の人口を維持することが出来ます。
しかし,昨年の出生率は1.43人。二年連続で減り続けています。
このことについては6月8日にアップした通りです。
今後この数字が上昇しても出産適齢期の女性の人口が減り続けているのですから,人口の減少に歯止めはかかりません。
夫婦の希望出生率が1.8人という統計から,安倍さんはそこまで出生率を引き上げることを目標としていますが,それも至難の業と言えます。
保育園を増やしたところで歯止めがかかっていないのですから。
ではいつからこの現象が始まったかご存知ですか?
なんと出生率が2.0人を割ったのは1975年なんです。
ということは43年も前からこの現象は続いているのです。
2005年には1.26人にまで落ちました。
それでも2008年まで人口が減らなかったのは,高齢者が長生きしているからです。
だから国はこの問題を甘く見ていたのです。
このままだと日本の人口がゼロになるのは500年後より早まるかもしれません。
あくまでも統計上のお話であって,実際には外国人を受け入れることによって日本の人口がゼロになるということはないでしょう。
しかし,確実に人口が減り,多人種の国になることは間違いありません。
トップの写真は先週ベランダから撮った一枚です。
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