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Blog☆HiloⅡ

夫婦別姓は時代の流れか

6月23日、最高裁は夫婦別姓を認めない民法の規定を合憲とする判決を示しました。
今年 4月に実施した世論調査では夫婦別姓に賛成が67%、反対が26%という結果が出ています。
年々賛成とする割合が増えてきています。
これは時代の流れということなのでしょう。
かつて、女の子の将来の夢が「お嫁さんになること」。
そんな時代がありました。
旦那さんの姓に代わることによって結婚を実感する。
一体となる喜び。
それが女性にとって当たり前の時代がありました。
専業主婦が多かった時代は疑間を持つ人は少なかったのでしょう。
いや、現代だってそうした思いを持つ女性も多いと思います。
しかし、女性が社会で活躍するようになり、姓の変更が仕事上の差しさわりになることが増えてきました。
これに対応するために、社会では旧姓の使用を認めるなどの対応を行ってきました。
こうしたことで解決したかに思えた夫婦別姓ですが、自分の姓を変えたくないという女性の新たな視点からの問題が取り上げられるようになりました。
男女平等ということですね。
これが冒頭で記述した憲法違反ということにつながるわけです。
確かに女性だけが姓を変えるというこれまでの風習が不平等だという思いは理解できます。
しかし法はどちらかの姓を名乗ればいいとしているのだから、憲法違反とは言えないということなんですね。
もしボクが女性だったらどう考えただろうか。
それは何とも言えないけど,過去から夫婦別性を選べたと仮定して,ボクの両親が夫婦別姓を選んでいたらがっかりしたと思います。
家系図もばらばらになってしまいます。
ただしそれはボクが男で父親の家系図を基本として考えるからそう思うのであって、女性の側から見れば見方も変わるのでしよう。
理屈としては理解できます。
選びたくない人は選ばなければいいということなんだけど,そう簡単に決められることではありません。
夫婦別性を考えるとき,自分の代だけでなく子孫のことも考える必要があるでしょう。
後世になってある時代から家系図に変化があることに子孫が気付いたとしたら。
誰がこんなことをしたんだと憤慨するかもしれません。
上記はボクの意見であり,議論するつもりはありません。
この問題を突き詰めていくと、天皇の皇位継承問題にも繋がってくるのではないだろうか。
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