一昨日の水曜日のことです。
例年10月末に登ることが多いのですが，この時期でも広河原に向かうゲート手前まで来るまで入ることができるようなので，雪が付いた白根三山の写真を撮ろうと思って出かけました。
駐車場に8時前に着いたら一番乗りでした。
このゲートから先は徒歩でも通過することはできません。
バスやタクシーは11月2日で終了しているのでこの先を通行できるのは工事車両のみです。
ヒュッテも閉鎖されていました。
登山口には「クマに注意」の大きな看板が置いてありました。
目撃情報の張り紙もあったので，こわごわと登山道を登り始めます。
すでに唐松はほとんど葉を落としています。
快晴でポカポカ陽気なので，Tシャツにロングスーリーブのシャツを羽織って登り始めましたが，30分も歩くと汗ばんできたました。
今まで何度も登っているのに気が付かなかったのですが，東の山並みの上に富士山の頭が出ているじゃありませんか。
しかし5分も歩くと尾根に隠れてしまいました。
峠に近づくと風の唸る音がゴーゴーと聞こえて木々が大きく揺れています。
先ほどまでのポカポカ陽気はどこへやら。
峠の少し手前に眺めの良い写真スポットがあるのすが白根三山の山頂部分に雲がかかっています。
雲の上は青空が広がっているので峠まで登って雲が動くのを待ちましょう。
風除けができるテント場でランチタイムとしましたが，30分待っても状況が変わらないので諦めて下山としました。
まあこんな日もあります。
峠にいる間は誰にも会いませんでした。
下山中に数パーティーが登ってきましたが，もうこのあたりの山はシーズン終了ですね。
麓の金山温泉も今シーズンの営業は終了していたので，芦安の天笑閣温泉で汗を流して帰途につきました。
お肌がつるつるになるアルカリ泉ですよ。
