
昨日から始まった期日前投票。
マスコミでは,自民党は大敗する,石破政権は短命だ,などと早くも石破おろしが始まっています。
確かに石破氏は,衆参の予算委員会の審議を経て国民に判断材料を提供してから衆議院を解散すると言っていたのに,それを自らひっくり返してしまった。
これはうそつきだと言われても反論できません。
やむを得ない事情があったとしてもそれは失態です。
しかしそれ以外のことについては石破さんに落ち度はありません。
野党党首との論戦を聞いていても安倍さんよりもまともだとボクは思いました。
今,野党から責められている裏金については岸田さんの置き土産です。
安部派の会計責任者の松本被告は被告人質問で,「22年3〜4月,当時の派閥会長だった安倍晋三元首相の指示で還流中止を決めたと説明しました。
しかし、銃撃事件で安倍氏が亡くなった同7月末ごろ,ある幹部から「ある議員が還流してほしいと言っている」と言われ、幹部らの協議で再開が決まったと明かしました。
しかし該当する幹部はこれを否定しました。
であれば,岸田さんは証人喚問を行うべきでした。
もうひとつ,裏金議員の一部を公認しなかったこと。
これも基準があいまいでした。
しかし,これも裏金議員を処分した時に岸田さんが,「次回の総選挙で公認しない」としておけばよかったのです。