DACというものを知って初めて買ったものが、中華製のTopping D30です。買った時は、すでに廃品種となっていて、在庫のみ数個残っていたものをネットで購入しました。
しかしながら、Windows7までしか対応していないことが、買ってから分かりました。通販のページには一切書かれていなかったのですが、Widows10が十分に普及していた時代だったので、よもや不対応とは思いもしませんでした。
Windows7までと書いてますが、Windows10でもいけるやろうとは思ったのですが、残念ながら動作しません。このD30は、XMOSのチップを使っているので、その線から追っかけて試行錯誤の上、やっとのことでWin10用のドライバーを入手し動かした経緯があります。(詳細は、旧のブログで公開)
ある日、近くに落雷があり電話線のケーブルが焼けましたが、自分で交換して復旧させました。ラインに雷ガードを入れていたのが幸いしたのかどうかは分かりませんが、複合機は無事でした。サブのテレビと、サブのアンプの電源が入りませんでしたが、電源コードの抜き差しで復旧しました。
被害はこれだけかと思いましたが、いつものようにパソコンを起動し、DAC(D30)を動かそうとしても動作しません。ありゃ、雷のサージでやられたか。
【状況確認】
①落雷前までは動いていた。
②DACを認識しない
③パソコンと通信できないのに、UNLOCKランプが点灯しない
【対策】
①電源コードの抜き差し⇒NG
②録音・再生のプロパティを開いて、動作を確認する⇒DACを認識していない。
③ケーブルを交換してみる⇒NG
④デバイスマネージャで、USBの接続状況を見る⇒動作していない(UNKNOWN)
➄ドライバーを更新してみる⇒NG
ためだこりゃ
開封の儀のためには、六角レンチが必要です。
前方のネジと、後方のネジはサイズが違います。
基板を引き出します。
【見分】
①目視では焼けた跡はない。
②ケミコンの簡易測定では、容量抜けはない。
③目視では、ケミコンのパンクは無い。
④ケミコンの電圧を測ってみたが正常値である。
⇒ようわからん
【切り分け試験】
①USBはダメだが、光はどうか?(COAXは未確認)
⇒テレビの光出力を入れてみるたら動作したので、DAコンバータのメイン回路は生きている。
②USBは、どうやってもダメ
【結論】
①なんともならんので、テレビの光出力を入れてD/A変換を行い、真空管プリアンプ経由でアンプに入れるか
中華製プリアンプ(AIYIMA TUBE-A3が余っていたので使用)
サブのテレビシステムのアンプに接続します。
USB接続はダメなので、光のD/A変換で使うことにします。