信州北部、奥信濃飯山のそばといえば「富倉そば」。今回は戸狩温泉「石田屋」さんへいってきました。こちらの目玉は十割そば「幻の富倉そば」と、豪雪地帯飯山の厳しい環境で育ったそばをつかった「雪割りそば」。
ちょうどこの時期「寒さらしそば」が食べられます。10日間清流にさらし、そのあと20日間自然乾燥させたそばの実を使ったおそばで、甘みが増すそうです。今年は3月17日から4月8日まで、富倉、雪割りとも、特別価格メニューが提供されます。写真左が富倉、右が雪割り。奥に見える笹の葉にのった「笹寿司」は、川中島の合戦に向かう上杉謙信も食べた野戦食。笹の葉の殺菌効果を利用した保存食で、飯山地方の伝統食品の一つです。
石田屋さんは、戸狩スキー場のすぐそばにある、いわゆるスキー宿です。おそばも、宿の食堂でいただきます。結構奥まった位置にありますので、あらかじめ地図をご確認ください。それにしても今年は雪が少ないですねぇ。例年数メートルの積雪があり、河川敷の雪捨て場には、ゴールデンウイーク過ぎまでうずたかく積まれた雪が残っているはずなのに、山の上以外、雪が全く見あたりません。今年は「雪無しそば」ですが、そばのお味への影響は??です。
by taniyan
taniyan's homepage
にほんブログ村
※旧ブログサイトから記事移動(2017/12)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます