今月いっぱいで「National」こと、松下電器の名称が無くなってしまう。我が家の家訓(?)として、「家電はナショナル」という教えがあり、数多くのナショナル製品にお世話になっていることもあり、なんだかちょっぴり違和感があるなぁ。「Panasonic冷蔵庫」って、、、、どうよ?!
別に駆け込み購入したわけではないが、20年来使っていた冷蔵庫を、最新の「ナショナル製」省エネタイプに買い換えたばかりである。もちろん前のやつもナショナル。
今回の社名変更。Sonyなどに比べ、海外での知名度が今ひとつなのでブランド統一する、というコメントがでていたが、某関係者さんの話では、広告宣伝費の削減効果もねらっているとのこと。たしかに、社名+National+Panasonicの三つのブランド、TVコマーシャルにしても、これらを1本で流すわけにいかないから、単純に考えて3倍の労力を使わなければならないわけだ。。これからは、「Panasonic」だけを訴求していけばよい。
松下幸之助といえば、本田宗一郎や井深大と並び称される、日本の大起業家である。社名から「松下」の文字が消える。世代が替わり、その創業者の直接的影響力も小さくなってきたのであろうか。まだ名前が残っているのは財閥系の大企業。あと、トヨタに限っては、地名にまでなってしまったので、いまさら変わることはないだろう。
そうそう、愛用している(していた?)、大切な「National」製品がもう一つ。RJX-661。知る人ぞ知る、50MHzオールモードトランシーバー。大人気だった、ナショナル・クーガにしてもそうだが、当時のラジヲ少年たちのあこがれの一品であった。
by taniyan
※旧ブログサイトから記事移動(2017/05)
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