今週のそば屋さんは、東信(信州東部地区)の美田村さんを紹介します。
信州上田市、別所温泉のそばにあるそば屋さんで、今回初めておじゃましました。ご主人、自称「蕎麦職人」を名乗られるだけのことはあり、信州でも屈指のそば処であることは間違いありません。
まずこのお店の特徴的なことは、ご主人のこだわり。まるで親父のこごとのような張り紙が、店内に張り巡らされています。「店内禁煙」はいわずもがな。「子供が泣くと周りのお客の迷惑、親はしっかりめんどうをみろ」、「席は移動するな」など。今時の世代にとってとまどうことかもしれませんが、これらはまさに「公衆道徳」そのもの。お客に対して、こんな小言を平気でいえるのは、すなわち店の商品に自信があるからこそだとおもいます。
蕎麦屋定番の「天ざる」を頼みました。細切りの蕎麦は大変腰も強く、信州でも★★★★☆に値する仕上がりです。天ぷらは、残念ながら信州らしさが少しかける、高級な食材を使っていました。裏の山でとれた山菜などがでてくれたほうが、蕎麦とベストマッチだったかもしれません
注文してから気づいたのですが、ここのおすすめ最高級メニューは「田舎蕎麦」。石臼挽きの十割蕎麦でした。次の機会があれば、ぜひこの「田舎蕎麦」をレポートしたいと思います。
by taniyan
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