新学期が始まりました。
新しいクラス、先生、クラスメート。
新しい教科、スケジュール、行事等々。
親も子も一番神経を使い緊張する時期です。
子どもは、新しい環境で混乱するかもしれません。
学校に行くことを嫌がるかもしれません。
自分の子どもはまわりの子どもたちと比べて、同じようなことができない。
他の子よりも成長が少し遅れているだけなのかもしれない。
スペシャルな教育が良いと言われているが、
集団の中でいろいろな刺激を受けるからこそ成長できるのではないか。
集団生活の中で過ごすことができなければ、孤立してしまうではないか。
学習の場が狭められ、ますます置いて行かれるではないか。
発達障害のある子どもを持つ親としては、
不安と焦り、心配で胸が張り裂けそうになることがあります。
子どもの将来の選択肢として、
社会という集団の中で適合できなければ自立の道はない、とするならば、
他の選択を経験せずに親になった大人としては、
実体験のない、先の見えない未来に多くのストレスを覚えるのは当然です。
しかし、先の無い未来はありません。
まずは診断を受けましょう。
そこから選択肢の道は広がります。
どんなに障害が重くとも、
療育環境を家庭と教育現場で優先し、
義務教育後は福祉サービスを利用することで、
就労の場と生活の場に繋がり、自立した環境で過ごしている人もいます。
知的な障害が無い場合でも、
特性に配慮した環境を家庭と教育現場で優先し、
義務教育後も必要な専門機関との繋がりを持ち、
フォロー体制のある進学先に移行する人もいます。
就労コースのある進学先を選択し、その後就労をしている人もいます。
文章を作る自立課題例