私たちは慣れ親しんだものが変わったり無くなったりすると、
一瞬立ち止まり、状況を飲み込むまでに戸惑います。
当たり前のことのように繰り返されていた日常がそうではなくなってしまう。
ことさらに変化の苦手なASDスペクトラム症の人は、
状況判断ができずに日々多くのストレスをため込んでしまうんだろうなあと思います。
だから明らかな実態のあるもの、パターン化したものに安心感を覚えるのかもしれません。
だから不安要因が多くなってくると、こだわりといった症状も強くなってしまうのかもしれません。
何もすることが無いと、もっとしんどい。
じゃあ何かさせようとしても、変化のある何かがこれまた不安要因となって上手くいかない。
「状況は変化をしていくものだ」「変化は悪いことでは無い」「変化は次へのステップアップだ」
それを理解してもらうには、安心できる活動の見通しが必要です。
しかし、本人がパターン化した活動の流れの中では、それを理解し納得してもらうことは難しいです。
ではどうしたらいいんでしょう???
休憩時間の一息:先生とコマで対戦