起立性調節障害は思春期に多く見られる自律神経の乱れによる症状だと言われています。
とらいさぽーとでも同じ症状による悩みで学校に行けなくなった子どもが中学に入った頃から通っています。
発達凸凹の子どもは起立性調節障害を併発しやすいと言われています。
精神的なストレスが通常の環境でかかり過ぎ、そのストレスが自律神経の乱れへと繋がる。
しかしそのストレスの根本にある要因がまわりから見えにくい、また本人自体も理解できない点から、
ASDやADHDといった特性からの改善アプローチを試みる機会を逃しているのかもしれません。
とらいさぽーとでは自己認知や特性理解についての情報を共有し、
自分らしさを否定せず、多数派の中での対策を考えていきます。
「なぜそのような症状が起きるのか。
もしかしたら発達の特性からくるものなのかもしれない」
中学には殆ど行っていなかった彼は、現在高校に通い大学受験を目指しています。
子どもと接するときに気を付けないといけないのは、まわりと同じではないことが良くないと受け止めている場合です。
本来そもそもまじめな子が多いですから、
それを自分の努力の足りないせいだと、あるいは努力してもできないのは自分がだめだからなのだと、
自己否定感を払拭できないままでいると長く引きこもってしまいます。
人はそれぞれ違いがある、そういう意味で同じなのだからまわりと比較をする必要はない。
まわりと適度な距離で関わりながら自分らしさを生かす、そんなライフスタイルを築いていけたら素敵ですね。
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