とらいさぽーと

大人になった自閉症スペクトラム

自分の生きづらさをずっと抱えたままだった自閉症スペクトラム児者が、

あるきっかけで診断を受けてやっとその重荷を下ろすことができたという話は良く聞きます。

 

(当事者の声として)

自分が努力してもまわりに理解されず受け入れてもらえない。

自分なりに努力をしていても失敗を繰り返してしまう。

でもそれは自分の努力が足りないからではなく、特性から来るものなのだ。

 

(親の思いとして)

障害があるからできなくても良い、頑張らなくても良い、

では何の努力もしない子になってしまうのではないか。

頑張って乗り越えていけることも有る。

その方向性を示すことは親としての務めでもある。

 

生きづらさをどう補い、生きづらさを抱えたまま、

親亡き後も地域社会で自分の人生を全うしていくか(全うしてほしいか)。

 

人生をより良くエンジョイしていくために身近な地域にどれだけ多くの理解者と繋がりがあるか、

そこに鍵があるのは冷然とした事実です。

子どもの不安や親の親としての思いに向き合い受けとめ打開策を考える。

それが支援者しての務めであるということに立ち返り、

感染拡大の不安の中、美しい満開の桜を見上げています。

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