先日、正式雇用から1か月を過ぎ新しい環境にも慣れてきたご本人から、
余暇活動として「とらいさぽーと」を引き続き利用したいという希望をお受けました。
こちらからの提案として、
・利用料は、自分の収入で払ってください。(大人として、社会人として)
・自分の一番好きな余暇をまず優先します。(教室に合わせようとしない)
他、今後の見通しなど。
ご本人としては、新しい環境による変化に戸惑いを覚えながらも現在は少しずつ見通しを持てるようになった状態だと思います。
そういう意味では、いつもの環境でいつもの見通しで過ごせる居場所として、「とらいさぽーと」は安心材料の一つになっているのかもしれません。
お母様から温かいメールをいただきました。
息子が二十歳になって、就職するなんて!
10年前は想像すらしませんでした。
真っ直ぐにここまで育ってくれたのは、温かい気持ちで支援してくださった先生方のおかげです。
息子の一歩先の事をいつも考えてくださったので、なんとかやってこれたなと感謝しています。
息子にはこれからもマイペースに楽しく生きて欲しいと思いつつ、仕事が落ち着いたら、先の事も少しずつ考えて欲しいと思っています。
これからの「とらいさぽーと」の内容は、提案してくださった感じでお願いしたいです。(グループホームを想定しての)ホテルにお泊りの練習もいつかはやらせてみたいです。
次のライフステージへと向けて、どのような取り組みができるのか。
楽しみでもあります。