通夜から一夜明けて告別式の朝。
日差し眩しい。昨晩は寒くて自分は通夜に
行かなくて良かったかもしれない。
義姉に会いたくなかったし。
告別式、母の喪服と真珠で代理の気持ち。
息子も参列してくれて、親戚と挨拶を交わす。
読経、焼香
伯父さん、本当に亡くなっちゃったんだ
呆気ないなあ、皆年取ったなぁ。
柩に花を入れる。
伯父さんの奥さん、伯母さんは腰が曲がり耳が遠い。
柩に片手を突いて
深くのぞき込み
ゆっくりといわれた
「さようなら」
偽善とはかけ離れた、真実の
長い年月を越えてきた
さようなら
だった。
日差し眩しい。昨晩は寒くて自分は通夜に
行かなくて良かったかもしれない。
義姉に会いたくなかったし。
告別式、母の喪服と真珠で代理の気持ち。
息子も参列してくれて、親戚と挨拶を交わす。
読経、焼香
伯父さん、本当に亡くなっちゃったんだ
呆気ないなあ、皆年取ったなぁ。
柩に花を入れる。
伯父さんの奥さん、伯母さんは腰が曲がり耳が遠い。
柩に片手を突いて
深くのぞき込み
ゆっくりといわれた
「さようなら」
偽善とはかけ離れた、真実の
長い年月を越えてきた
さようなら
だった。