おかめ、いきまーす

自分の記録。

偽善Ⅱ

2017年01月21日 | 自分の親
通夜から一夜明けて告別式の朝。

日差し眩しい。昨晩は寒くて自分は通夜に

行かなくて良かったかもしれない。

義姉に会いたくなかったし。


告別式、母の喪服と真珠で代理の気持ち。

息子も参列してくれて、親戚と挨拶を交わす。

読経、焼香

伯父さん、本当に亡くなっちゃったんだ

呆気ないなあ、皆年取ったなぁ。

柩に花を入れる。

伯父さんの奥さん、伯母さんは腰が曲がり耳が遠い。

柩に片手を突いて

深くのぞき込み

ゆっくりといわれた

「さようなら」



偽善とはかけ離れた、真実の

長い年月を越えてきた

さようなら

だった。