「絶景ではなく、車窓の風景のような人間でいたい」
安西水丸、イラストレーター
いろいろな解釈ができる言葉であるが、目立ちたいとも、強い印象を
与えたいとも思わない、・・・ワンノブゼム(one of them)、大勢の中の
普通の一人、と、朝日新聞「折々のことば」で鷲田清一は解説する。
そして、安西水丸の次の言葉を補う。
「どのように生きるかよりも、これだけはしたくないというものを
持って生きる方が格好いい」
最初の言葉は、自分人生七十五年を振り返って、そんな生き方だったな、
と思える。しかし、二番目の「これだけはしたくない」ものがあったかと
言われると難しい。
ちょっとズルいが最初の言葉に戻って「絶景なることはしたくない」と
思って生きて来た、としておこう。
江戸川の散歩風景の続き
富士山の方向だが・・・
土手下のマンション建設、こんな感じになるはずだ