成田街道4日目の続きは、臼井宿から佐倉宿へ向かうところ。
昔の宿場の雰囲気が全くない臼井宿の出口あたり、この三叉路に
あるという道標が見当たらない。
交通量が多く道を渡ってまで探すのも億劫でパス。成田街道は
京成本線脇を進むが数百メートルで次第に離れる。歩道はなく、
外側線を歩く。
久々の信号の先、1キロほど上り坂(八丁坂)となる。今日は
アップダウンの連続である。
坂を上りきる直前の石段の上、台座に法界と刻まれた石塔は
江原刑場跡に立つ。佐倉藩医によって死刑者の解剖が行われた
そうだ。鬱蒼とした広場を一回りする。
坂を上り切った角のコンビニで、冷たい飲み物を取りながら
ゆっくりと一服休憩し坂上りの疲れを取る。時に10時、今日の
8キロ地点。佐倉市街まで3キロの表示。
ここから1キロ以上まっすぐな緩い上りが続く。道路脇の花
で気分転換。
緩い上りの後は急な下り。佐倉市街の入口、鹿島川を渡る橋が
見えて来る。その左手、この石段はどうしたものか。続きは次回。