天声人語に、23人の詩人たちが繋ぐ「空気の日記」が
紹介されている。新型コロナによる世の中の急激な変化を、
詩人の目で克明に書き留めておこうと言う趣旨だ。
早速そのサイトを覗いてみた。「最初から全部読む」を
押すと、言い出しっぺの詩人、松田朋春さんの4月1日分
が最初だった。
志村けんの死から三日目で、2~3%という致死率が急に
身近に感じたことなどが綴られている。
そうか、あれからもう半年経つのだ。日本では第二波の
減少傾向が鈍化したと言われ、欧州では再び急増中という。
長い付き合いになりそうである。
このコロナ禍の最初の頃、ノーベル賞受賞の山中教授が
「すくなくとも一年はかかる戦いになります」と言った。
蓋し慧眼である。
新聞に紹介される、7月19日の川口晴美氏の詩が秀逸だ。
STAYとか HOMEとか GO TOとか
わたしたち犬みたいだよね
台風の影響で雨になった日の出前、近くの公園など