じんべえ時悠帖Ⅱ

青春って、密なので。

 下関国際の坂原監督は、ベンチ前に並ぶ選手一人ひとりに

声をかけながら肩に手を置いて労を労った。

 仙台育英の須江監督は優勝インタビューで、「密な」青春を

コロナに翻弄されながらも諦めず、必死に頑張って来た全国の

高校球児に拍手を送って下さいと、声を詰まらせて語った。

 宮城大会準決勝は、コロナ感染者が出た仙台南校が辞退して

闘わずに決勝進出した。須江監督は、仙台南のチームカラーで

あるオレンジ色の時計を着けて甲子園のベンチに入った。

 スタンドの吹奏楽班は、準決勝で破った聖光学院の持ち曲を

急遽練習して、決勝戦で高らかに演奏した。

 深紅の大優勝旗が、高校野球史上初めて「白河の関」を越え、

東北の地に入る。東北勢6校中5校が一回戦を突破した。底力

がついて来たということだろう。

 「宮城、東北の皆さん、おめでとうございます」(須江監督)

 

仙台育英の初優勝を祝って三日ぶりの日の出


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
この夏、白河の関が俄かに観光地になったようです。
海寄りに「勿来の関」もありますがマイナーですね。
ykoma1949
あの須江監督の涙が 大変な苦労の中、東北地方各地からの
声援のプレッシャーを乗り越えた達成感の万感の思いの涙。
久しぶりに閉会式の最後まで・・見てしまいました。
仙台育英というチームは、東北地方6県の代表という意識
で、初めて東北に優勝旗が届きました。
埼玉もそして信州長野も過去に一回の優勝を果たしている
全国の半数の県はまだ優勝経験もなく、そんな中では信州
も埼玉も、上位県なんですが・・本州の東北地方や日本海
側の各県や彼らにもチャンスは・・あることを教えてくれた
私はまさか北海道は・・過去に二回も優勝しているのには
ビックリしました。
今回の決勝戦・・大半は東北の応援が多かった、下関も実は
大阪桐蔭や近江を下した強者でしたが残念でした。
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