神奈川県庁のリースアウトしたサーバーのハードディスク
がネットオークションにかけられた事件。埼玉県庁やさいた
ま市役所も同じ富士通リースに出していたと言う。
それぞれの担当職員は、神奈川県庁と同様に自分の目で
「物理的に」破壊されるところは見ていない。富士通リース
と下請けから出された「証明書」が頼り。
神奈川県庁の場合は取得した人が復元したデータの重要性
を鑑みマスコミに連絡したが、他の場合、個人情報などが
「闇から闇へ」と流れている可能性もある。
私のパソコン歴は約40年になるが、初代のパソコンには
ハードディスクが無かった。わずか64KBのメモリーに、
起動の都度16KBのシステムソフトをカセットテープで
インストールする「クリーンコンピューター」だった。
今は7代目と8代目を使っていいるが、2~6代目の
ハードディスクは自分で物理的に破壊した。と言っても
けっこう大変な作業である。
ケースは頑強で分解も難しい。やはり電気ドリルで穴を
開ける遣り方になる。
神奈川県庁が初期化して廃棄したハードディスクの情報
は復元ソフトで簡単に取り出せたと言う。
それならば、あの廃棄されたという「桜を見る会」の
招待者リストにも、この手法を総動員すべきではないか、
と昨日の天声人語は言う。
小雨の中の散歩、流山橋前後の風景。