今回のコロナ禍を一番有効に使ったのは藤井聡太「新」
棋聖かも知れない。
対局のなかった4月と5月、AI(人工知能)の読み筋と
自分の考えを突き合わせ「自分を見つめ直した」という。
結果、その後は14勝2敗の快進撃である。
その2敗の一つ、今回の棋聖戦の第三局、渡辺棋聖の詰め
筋を読み間違えた。一万題以上という詰将棋で鍛えた藤井聡太
七段には多分読まれるが、駄目もとの「引っかけ」だった。
しかし、将棋のタイトルは八つもある。名人、王位、王将、
王座、棋王、竜王、叡王、そして棋聖である。それぞれに
スポンサーがあるからとは思うが、名人と棋聖の「二つでは
駄目なのか」。
さて、我がコロナ禍の過ごし方は専らペーパークラフト。
3月18日の中山道ウォーク高崎宿を最後に外出自粛に入り、
今日でジャスト4ヶ月。
8作目は、首里城に続く復元シリーズで「熊本城」。
4年前の地震以降も集中豪雨の被害を受ける熊本県民への
応援の気持ちである。
例によってペーパークラフトでは天守閣から作り始めて、
最後が石垣という逆の作成手順。しかし、最後だけは現実の
工程通り、城郭部の仕上げを一旦おいて石垣を先行。地面
(城郭の基礎面)である白い紙は仮の部品である。
多分明日、この上に「一夜城」をご披露しよう。