「今やコロナは東京の問題だ」
「いや、国がしっかり舵取りを」
政府と東京都が大人気なく喧嘩した挙句、件のGoToは、
突然の東京パッシングで強行される。朝刊に掲載された東京、
大阪由来の感染者マップを見て思う。
東京一極集中は誰の責任か。間違いなく国の責任である。
首都機能分散の一環でさいたま新都心が作られたが、如何
せん規模も距離も中途半端。
政治、経済、文化がこれだけ集中すれば、いやでも東京
へ日参せねばならない。遠くからの単身赴任も多い。
仕事のため、糧を得るため、あるいは癒しを求めて首都に
詣でるのである。
このコロナ禍から見えて来ることが多々あるが、東京への
一極集中の弊害もその一つだろう。
とは関係なく、ペーパークラフトの熊本城が完成した。
前作の首里城と共に現物より一足早い「復元」である。
城の愛で方はいろいろあるが、何と言っても屋根と石垣の
美しい曲線であろう。
同じような屋根を何枚も何枚も作って些か飽きが来たが、
終わってみればそれぞれが適材適所である。
おっと、熊本と言えば球磨焼酎。近所の酒屋に走って
ポピュラーな白岳酒造の「しろ」を置く。モノトーンの
世界となる。
アングルを変えて
最後はライトアップ風に
製作期間はちょうど一週間で、約40時間。大きさは、
石垣下で幅25センチ、奥行き20センチ。
石垣の上からの天守閣の高さは15ンチ。現物の高さは
30メートルというから、1/200スケールである。
球磨焼酎「しろ」をストレートで飲みながらの打上げ
である。