じんべえ時悠帖Ⅱ

彩の国のリサイクル話題

 埼玉地方版からリサイクルの話題を2つ。

 国内の使い捨てコンタクトレンズの使用量は年間38億枚で、

そのケースは初使用の高純度プラスティックに限られ、その

空ケースは小さいのでほとんどがゴミとして捨てられる。

 その量は10トントラックで600台分になる。大手メーカーの

シードは眼科医、販売店などと回収の協定を結んだでいるが、

回収率は未だ1%に過ぎないという。

 今回、自治体として初めて埼玉の三芳町と回収協定を結んだ。

先月の統一地方選で三芳町の議員の半数が女性になったと紹介

したが、早速その効果が出たのだろうか。

 

 深谷市は花き(カキ)栽培が盛んなところ。ゆり栽培で日本一

の埼玉県でもトップクラス。そのゆりの出荷時に茎の1~4割

が切り落とされて廃棄される。深谷市だけでも350トンになる。

 ゆりが2万本以上咲き誇る「深谷グリーンパーク」では大量

の茎の廃棄物のリサイクルが出来ないかと、埼工大の生命環境

研究室と共同研究を続けて来た。

 他の植物より多い繊維質(セルロース)を抽出し、紙漉きに

挑戦したところ、やや厚目ながら「綺麗に仕上がっています」

と紙漉き職人のお墨付きを得られたという。

 未だ少量の実験室レベルだが、この夏には(量産)実機規模

で試作するという。地酒ラベル、藍染めグッズ、ラッピング用

などの用途が期待される。

 これを中心になって進めているのも「深谷グリーンパーク」の

女性職員たちである。

 

 8月の埼玉知事選に現職の大野知事が出馬意向を示している。

前回は対立候補を立てた自民党は大野支持に回るという。立憲

民主も支持するというから再選濃厚、これは知事のリユース。

 

先日歩いた朝霞市の住宅街の庭先

これも花?OB会宴会のエキシビジョン


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
骨太と言いながら徹底性がなく自治体任せの施策、選挙向けだけ具体性あり。
そんな政府に誰がした。
ykoma1949
リサイクル問題、信州でも一時、野菜のあまりもの、規格外品など
リサイクルに取り組んでいましたが・・今は昔の通り畑の堆肥など
酪農や養豚の糞尿処理も堆肥にしようとした工場も、農業用マルチ
やビニールの再加工の工場も、みんな潰れて、今はそれをお金を掛け
梱包して海外へ・・政治家も行政も販売事業者も表の顔と裏の顔で
本気になって取り組んでいません。日本のゴミを海外へ持っていったり
海洋投棄としたり・・まだまだこの国は二流と感じるのは、信州の
リサイクル事情からこの国の方針が見えます、都会とは違って
山とか谷とか廃棄場所が豊富なことも田舎の特徴なのかもね~
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