年末、ペーパークラフトをしながら「孤独のグルメ」の
まとめ版を延々と観ていた。
始めのうちは俳優の松重豊が各地の名物を探訪をする
ドキュメンタリー番組と思っていたが、店の親方やお運び
さんにも俳優が出て来て、ドラマであることがわかった。
家具輸入商、あるいはインテリア・コーディネーターの
井之頭五郎(松重豊)が仕事で訪れた街のグルメを楽しむ
という筋書きのドラマである。
すると、この番組を観た翌日、元旦の新聞に、松重豊が
食の歴史が専門の大学准教授と、コロナの時代の「孤食、
共食、縁食」を語り合う記事が載った。
この中で、松重豊が「孤独のグルメ」で食べる時の
迫真の表情や表現は、収録の前夜から何も食べず、撮影の
時は演技ではなく本当に空腹だからと言う。蓋し納得。
同じような番組に「ワカコ酒」がある。「酒呑みの舌」
を持って生まれたというOL、ワカコの酒場巡りである。
原作は新久千映のコミックだが武田鉄矢の娘、武田梨奈
主演のドラマにもなっている。仕事帰りに噂の酒場に一人
で入り、メニューを見ながら周りの客の食べているものを
窺う。こんなところは「孤独のグルメ」の井之頭と同じで
ある。
料理ごとに酒を変えるワカコ、一方井之頭は下戸の設定。
実際の松重豊は酒豪らしいから撮影では辛かろう。こんな
ことを書いていると今晩の晩酌まで待つのも辛い。
さて、買い物帰りの遠回りの散歩の続き。吉川美南駅に
上がって武蔵野線の反対側に向かう。
コンコースから見る増設イオンの全景、一番奥は新三郷
に近い倉庫群
降りエスカレータから見る東口開発、約8万㎡の街が出来る
歩く道は限られる
その途中、ポツンとモダンな家
キャタピラの跡も生々しく
おっと、ここは正面の一般道を行こう
初めて歩く道、ここにも大きな特養が
まさに郊外
やっと北葛飾変電所に出る、残りは3キロ。セメダイン一個、
180円の買い物で7キロの散歩となる