じんべえ時悠帖Ⅱ

別所の松茸を焼きで

 九十歳で現役の上級研究員、頭は使うほど若くいられる

ということだろう。尤も並みの頭ではないが・・・。

 今年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑朗氏は、米国

気象局研究員から、一時日本の科学技術庁の研究チームに

招聘された時「米国から日本への頭脳流出だ」と騒がれた

ほどの重鎮研究員だった。

 

 さて、別所への小旅行の2日目の午後。

 念願の「無言館」を訪れた後、夫神(オガミ)山、女神山と

共に別所のシンボルである独鈷(トッコ)山の山裾をのんびり

とドライブして塩田平の眺望を楽しんだ。

 独鈷山は名前の通り鋸のようなギザギザの山頂を持つ。

写真はいずれも晴れだった2018年10月のもの。

 この日の朝食後ロビーで、女将自らが豆から挽くコーヒー

を飲みながらしばし歓談するうち、今年は豊作と言う松茸を、

宿のオプション料理として「焼き」で楽しむことになる。

 土瓶蒸しや天ぷら、炊き込みご飯は前夜の標準夕食で賞味

済み。給仕のお姐さんが付き切りで炭火で焼く大きな松茸は、

まさに絶品。

 松茸料理店や松茸小屋に比べ、かなりリーズナブルに賞味

できた。

 


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
学生寮で同室だったマブダチがまだ「プラズマ工学」という訳の分からない領域で名誉教授として研究室を持っています。
秋田訛りと揶揄される英語を駆って海外でも講演をしています。
我々悪たれどものデモや麻雀に付き合いながらも深夜まで机に向かっていました。
やっぱり人種が違いますね。
jinbei1947
ワイコマ様
今回、無言館のリベンジ見学が狙いでしたが、実は松茸のリベンジでもありました。
3年前に別所温泉駅前で買った松茸が「ハズレ」、今年こその思いで訪れました。
結果、当たり年で堪能できました、マツタケで一杯はたまりませんね。
eme
世の中に優れた学者は一杯いますが、真鍋淑朗先生がこのお年までお元気でいらして下さった事を嬉しく思います。
ykoma1949
よかったですね~~ 今年はこのマツタケが豊作なので
お客を大切にする店は、格安に提供してくれて好評を得て
いるようです。中にはマツタケが安いのに、料金だけは
相変わらず・・なんて店は、流行っていません。
やはりマツタケは、私は土瓶蒸しが一番好きで、先日は
コップ酒にマツタケを半分入れて、味いましたが・・
最高でした。あの香りを楽しみながら酔う・・多分5年ぶり
くらいです。いつもマツケご飯やマツタケ寿司に先に使われ
私の土瓶蒸しにはなりませんでした。今年は特別でした。
良かったですね~ 来年も豊作を願いたいものです。
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