九十歳で現役の上級研究員、頭は使うほど若くいられる
ということだろう。尤も並みの頭ではないが・・・。
今年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑朗氏は、米国
気象局研究員から、一時日本の科学技術庁の研究チームに
招聘された時「米国から日本への頭脳流出だ」と騒がれた
ほどの重鎮研究員だった。
さて、別所への小旅行の2日目の午後。
念願の「無言館」を訪れた後、夫神(オガミ)山、女神山と
共に別所のシンボルである独鈷(トッコ)山の山裾をのんびり
とドライブして塩田平の眺望を楽しんだ。
独鈷山は名前の通り鋸のようなギザギザの山頂を持つ。
写真はいずれも晴れだった2018年10月のもの。
この日の朝食後ロビーで、女将自らが豆から挽くコーヒー
を飲みながらしばし歓談するうち、今年は豊作と言う松茸を、
宿のオプション料理として「焼き」で楽しむことになる。
土瓶蒸しや天ぷら、炊き込みご飯は前夜の標準夕食で賞味
済み。給仕のお姐さんが付き切りで炭火で焼く大きな松茸は、
まさに絶品。
松茸料理店や松茸小屋に比べ、かなりリーズナブルに賞味
できた。