6月の壬生街道以来の街道ウォーク、日光例幣使街道をスタート。
京都の天皇の代理として東照宮を参拝する例幣使が通った道である。
上州倉賀野宿までは中山道を使い、野州(栃木)の楡木(ニレキ)宿の
手前で壬生街道と合流するまでの約90キロ(二十二里半)である。
埼玉県の東端である三郷から2時間強、まさに埼玉を縦断して群馬県
に入って二つ目の倉賀野駅から南下すると旧中山道の倉賀野宿の真ん中、
中町交差点に出る。
正面からの朝日を受けて5百m東に歩くと倉賀野宿の江戸側の入口で
ある下町交差点に着く。中山道から日光例幣使街道が左手に分岐して行く
ところである。
常夜燈と追分道標、「従是(コレヨリ)右江戸道、左日光道」
中山道側を向いて分岐点に立つ閻魔堂(阿弥陀堂)。
倉賀野宿を振り返ってから例幣使街道をスタート、次回から2,3回
に分けて初日の様子を連載予定。