二年前に奈良の平城京跡を訪れた時、資料館で「地下の
正倉院展」が開かれていた。そこで知った「年輪年代学」は、
気候に左右される年輪のパターンを物差しにして、木簡の
年代を推定するものだった。
もう一つの年代推定の物差しは「C14年代法」。普通の
炭素(C12)より重く、半減期を持つ(すなわち徐々に減る)
炭素C14の含有量で年代を推定することが出来る。
木は空気中の二酸化炭素を吸って成長するので年輪には
「その年の」C14が含まれる。ここでも木の年輪が役立って
いるというわけである。
朝刊の「科学の扉」によれば、今年7年ぶりに更新された
国際的な物差し「較正曲線」には、日本の古木十本が初めて
採用され、年代推定の精度向上が期待される。
この十本には、平等院鳳凰堂、姫路の円教寺(書写山)
など古い寺社の柱など共に、長野県飯田市と宮田村の埋没
ヒノキも含まれるという。
一昨日、江戸川の土手から眺めた夕日、富士が燃えた!
陽が沈むと脇の富士が見え始める
?!富士の頭に龍が喰らいついたよう
龍の火が移り富士が燃え出した