じんべえ時悠帖Ⅱ

歴史の物差し、C14

 二年前に奈良の平城京跡を訪れた時、資料館で「地下の

正倉院展」が開かれていた。そこで知った「年輪年代学」は、

気候に左右される年輪のパターンを物差しにして、木簡の

年代を推定するものだった。

 もう一つの年代推定の物差しは「C14年代法」。普通の

炭素(C12)より重く、半減期を持つ(すなわち徐々に減る)

炭素C14の含有量で年代を推定することが出来る。

 木は空気中の二酸化炭素を吸って成長するので年輪には

「その年の」C14が含まれる。ここでも木の年輪が役立って

いるというわけである。

 朝刊の「科学の扉」によれば、今年7年ぶりに更新された

国際的な物差し「較正曲線」には、日本の古木十本が初めて

採用され、年代推定の精度向上が期待される。

 この十本には、平等院鳳凰堂、姫路の円教寺(書写山)

など古い寺社の柱など共に、長野県飯田市と宮田村の埋没

ヒノキも含まれるという。

 

 一昨日、江戸川の土手から眺めた夕日、富士が燃えた!

陽が沈むと脇の富士が見え始める

?!富士の頭に龍が喰らいついたよう

龍の火が移り富士が燃え出した

 

 

 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
高校2,3年は文科系のクラスでした。
日当りの良い研究室でのんびりと、毒にも薬にもならない文学か考古学の教授なんかをやっている姿を思ったりもしました。
そのくせ実際に受験したのは経済系でした。
えめ
友達に、考古学者の妻になった人が居ました。生きるの死ぬのという対象を扱っていた夫が、「静かでいいな」と申していました。みんな死んでしまいましたが、考古学の対象だけは変わることなく存在していることでしょう。
jinbei1947
ワイコマ様
あと数日か一週間で富士に陽が沈むのではないかと思います。
ちょうど三が日が明けたあたりかも知れません。
宝くじが当たったら江戸川沿いの高層マンション最上階を買いますw
ykoma1949
素晴らしい夕景。これは写真展に出せる作品?
悔しいのが、高圧線の電線がその迫力を削ぐ
信州の夕日は三時半ころ近くの鉢盛山に沈むので
夕日は空に浮かぶ雲に頼るしかありませんが
なかなかこんな夕景は撮れません。
信州飯田の遠山川の埋没林・・聞いたことは
ありますが・・見たことはありません。
遠山郷・・信州の山奥の村、頼まれても
あまり気の進まない場所です (≧∇≦)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る