じんべえ時悠帖Ⅱ

喜寿の年、高校同期の物故者が4人に一人

 長野市で高校の同期生の「物故者法要会」があった。喜寿迎えた

今年、判っているだけで20%強の百名の物故者を数えること、及び

同期の学年同窓会長が和尚であることもある。

 団塊世代でひとクラス45~47人、10あったクラス別の物故者数は、

3人から15人と5倍の開きがある。言い換えれば15人に一人、3人に一人

いう差。やはり物故者が一番多いクラスからの参加者が多かった。

 連絡のつかない約百名の中にも同様の率で物故者がいるとすれば、

凡そ25%、四人に一人ということになる。そんな年になったんだなァ

と改めて思う。和尚は法要後の説法の中で物故を「もっこ」と言う。

 さて、長野駅からのチャーターバスで和尚のお寺に初めて行ったが、

千曲川に近い長野市篠ノ井の南部。何と、先日の北国街道ウォークの

2日目で渡った篠ノ井橋北詰からすぐであった。

 法要が行われた内陣前の天井絵は何とも艶っぽい天女様。

 

 本堂の屋根、このあたりはやはり真田の六文銭。

 和尚の寺が運営する近くの養護施設前の地蔵たち、下の台座には

「母さんありがとう」と彫られる。

 駐車場に向かう北への道、奥は飯綱、その右肩は黒姫か。

 物故者法要の「お斎(トキ)」は何故か飯綱高原のワイナリー。

次回はその様子を。

 

 


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